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指摘箇所を置しました

漢直で打っていると、どうしても変な間違いをする。形が似ていると間違えてしまう。
眺め 眺め
略奪 略奪
症状 症状
湧く 湧く
蕪村 蕪村
ひとついいたいのは、あらゆる配列の中で、最も打っているときのバリエーションが豊富だということ。
キーシーケンス(?)が無限に現れてきて、それによって打っている、文章が出来上がっていく、という感触が、いちばん高い。
変換がはさまると、どうしても、最終的な文章自体は、何かに仮託しているという感じがでてくる。
仮託 仮託
これじゃダメだな……もっと理屈をこねたいけれども。

東京の寒さ

近頃異様に寒い日が続きますね。いかがお過ごしでしょうか。
先日うちの梅が季節外れの開花となりまして、わが家だけの開花宣言を済ませておきました。
この寒いというのも、考え方によっては暑いのと同じで、要するに気温が変化したというだけのことです。
私の頭の桜もちょうど開花したところで、誰にも引き抜かれないように、バリケードを組み立てております。
池なんか出来た日には、自殺フラグが立ってしまいますから。

漢直を安直だと思った理由

書きとしての漢字は、たいていのものは覚えている。
それと同じだけ覚えればいいわけだから、きっと出来ないことではない。
と思って、愚直に実直に覚えていったが、その領域の広さを前に硬直してしまった。
そこまで言うほどではないけど。

ニュース

あのホームページをしょっちゅういじっていた頃のこと。
編集が終わり一息ついたところで、ふと広告欄に目が行く。
広告自体は無視するのが癖だったが、その隣のinfoseekニュースはつい読んでしまう。
普段はテレビでもラジオでも新聞でも何でもニュースにはさほど食い付かないが、この場所にあるニュースの見出しだけはなぜか興味が涌いてくる。
そのリンクを開くとこれがまた妙に頭に入ってくる。
何だ実は自分はニュースを読めるんじゃないかそれならそうとなぜ早く言わなかったならばぞんぶんに見せてやろうほらこれがYOMIURI ONLINEのトップページだと、そんな感じでニュースサイトを開いてみるが、今度はその見た目のごちゃごちゃ、大と小の活字の洪水につい気分が負けて、何も見る気がしなくなってしまう。
たとえ全く同じ情報だったとしても、あの場所からのニュースは一味違う、という気がしてならない。

同時押し風の

自己言及配列

キーを変更するキーがあるという配列。
そして、「人間は配列を調整する機械である」という思想を付ける。

Boy's Interface

まだT-codeを使っている。
何の義理だ、という感じ。

ノニジュース

「あれ? 確か、テーブルに置いたはずなノニ……」
「買い置きして棚にしまっておいたはずなノニ……」
そう、ノニジュース。気が付いたら消えてしまう、不思議なジュース。
本当に消えたのか、飲んだ後の記憶を、ジュースの後味と同じようにさっぱりと消してしまう特殊な成分が入っているのか、どちらともいえないが、とにかく消えてしまうジュース。
ヤエヤマアオキ - Wikipedia

あるいは現代のヘレン・ケラー

はじめは、全く思い出せなかった。
しだいに、「い」の位置や「か」の位置、そして「はかとた……」という並びを突然思い出した。
「ああ、『ぜん』っていうフレーズに困ったものだなあ」など、こまごまとしたことを思い出した。
後半あたりにさしかかって、意識せずとも指が勝手に動き出した。「いる」の並び、「そして」の並び、「から」の並びが、風のように頭の中をかけめぐった。
そして、指の痛みを思い出した。

簡単に

簡単になったと思った瞬間、次の難しいことが待ち受けている。
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