降格と現実③ | VerdyEstilo

降格と現実③

川崎戦終了の4日後、柱谷哲二監督が辞を表明しました。
自分の要求する補強が叶わず、フロントとの確執が発生するなか指揮を執り続けた事は同情します。


10勝上げ勝点37は平年なら残留できるだろうし、数字だけ見れば復帰1年目のクラブとしては評価されるべきかもしれない、
でも順位は17位に終わった、今年は運が悪かったと言えるかもしれない。

だけど目標とした残留は果たせなかった、監督交代は否めないと思える。


柱谷哲二監督も「秋口ぐらいからおかしくなった」と口にしている。
本来、実りの秋と言われる様に、春から築き上げたチームは秋の終盤にはある程度の形を見出して行かなくてはならない。


開幕時に掲げた、

ヴェルディの伝統は「勝つ事」とは程遠い内容の試合が目立った。
全員攻撃全員守備のハードワークを要求したサッカーを目指したが、ブラジルトリオとのバランス関係と規律、フッキの放出、そして残留争いなどで、先ずは守備からのリスクを回避する弱腰のサッカーを展開してしまった。


残留争いをしているチームが最後の5試合で勝点2、得点1では残留は難しい。
16位の磐田が勝点37、15位の千葉が38、ヴェルディとしてはあと1勝ではなく、あと1点取れば残留の可能性は高かっただろう。

最後の5試合、どこかで先制点もしくは同点ゴールを奪う事ができていれば、もう少し違った展開になっていただろう


最小限の戦力でも、最後の大事な1点を取ることの出来ない監督では、もっと上を目指すチームとしては、これから任せるのは難しいだろう。


柱谷哲二監督には3年間お世話になった、

降格時浦和のコーチからわざわざ戻って来てくれた、
ラモス瑠偉監督共に昇格に尽力し、

3年計画で優勝を目指していたが志半ばにして無念の退任となった
柱谷哲二監督としても、こんな非協力的なフロントの下では指揮は取れないとの思いあるかもしれない。


「申し訳ない」と涙で挨拶を終えた柱谷哲二監督、クラブ内部に入閣する事はなく去った、これでまた貴重なOBがクラブを去り残念だ、


柱谷哲二はヴェルディの歴史の中でも功労者だ、このような人物を監督して迎えた以上しっかりとしたサポートの出来ないフロントは、ヴェルディの看板にドロを塗っていると同じことだ。