朝からの番組で取り扱っていたようなので
自然派カラーのヘナについて
まとめてみました
今回は１００％とその他(粗悪品)との違いについてです
私が美容師となってこれまで
何度もヘナブームがありました
いろいろな新しい技術が出回る世の中
定期的に自然派ヘナが注目されています
昔……写真のように入れ墨として
インドで使われていたヘナに興味をもち
試しに取り寄せたのを覚えています
足の目立たないところに自分で模様を描いたりもしました
でも髪の毛には塗りにくくやたら髪が絡みます
収れん作用でシャンプー中はギシギシになるので
施術面を考えてもこれはお客様に提供するのは
難しいと感じました
現に当時ヘナをしている美容室は長崎県にはありませんでした
個人的には白髪が少なく
細くて傷みやすい私の髪との相性は抜群で
ヘナがうっすらと色づいていい感じ
(ギシギシ感の数日を過ぎると)
髪の毛がしっかりするような感じがしてきて
更にいい感じに
何よりもヘナの匂いに癒されました
でも当時、白髪だけがオレンジ色になるヘナは
当店のお客様にはウケませんでした
たしか、ヘナが化粧品登録されたのは
2000年頃…
あれから何度かヘナブームがきて
少しずつヘナ染めをご希望される
自然思考のお客様が増えてきました
ブームの度にヘナの種類が増え
メーカーも増え
100均でも売られるようになると
さすがに何が変・・・
こんな安価で出来るわけがないんです
そもそもヘナってインドの葉っぱだけど
こんなに数多く日本に出回るほどもあるものなのか……疑問に思って調べてみました
いくつものヘナを取り寄せ
匂い・混ぜた時の色・感触
ヘナパウダーを目の細かいネットでこしてみたり
自分なりに試してみました
混ぜた時の感触は
ザラザラするものや赤い点々が見られるもの
ネットでこしたら
オレンジ色や白い細かい粒があるもの
やっぱり怪しい商品がたくさんありました
当時出回っていた粗悪なヘナ
↓
緑色の砂や染まらない茎などを入れてカサ増し
枯れて染料効果がなくなったヘナには
↓
よく染まるように化学染料を使っていたり
そもそもヘナではない植物にピクラミン酸という
赤色にそまる化学染料を混ぜたものなどがありました
偽者ヘナのつくり方（※当店ではこの粗悪品は使用しておりません
ピグラミン酸ナトリウム
0.2%の少量でしっかりオレンジ色に染まる染毛料
ダイヤモンドグリーン
パウダーに混ぜると出来たての偽物ヘナが作れる着色料
枝や茎枯れて染料効果がなくなったヘナ
染料効果もない安価な植物ケズリなど
これらを混ぜて短時間できれいに染まる
単価の安いヘナもどきが作れます
私個人的としては
本当に日本に出回っている天然100%ヘナは
全体の数%ではないかと疑っているくらいです
5000年前からインドでは
自然がもたらす万能薬
と位置付けされているヘナ
皮膚炎・吹き出物・殺菌効果があるので
傷にもよく
ｱﾕｰﾙｳﾞｪｰﾀﾞの考え方では
ホルモンバランス
自律神経
血液浄化
デトックス
頭皮の洗浄
フケ予防
トリートメント効果などがあり
様々な効能をもつヘナを
当店ではダメージ毛の
髪密度を高めるために
毛髪改善を目的としても使用しています
毛髪改善を目的としても使用しています
エランドールでは
こだわりをもって間違いのない
天然100%のヘナを
こだわりの目をもった信頼のおける方から
仕入れております
科学的にも成分分析機関で
間違いのないものと報告済みです
ご興味のある方
植物アレルギーのある方
まずは・・・パッチテストのご予約をどうぞ
もちろん、無料です
これまで当店のヘナでかぶれた方は
いらっしゃいませんでしたが
どんな良いものでも合わない方は
稀にいらっしゃるものだと考えておりますので
稀にいらっしゃるものだと考えておりますので
パッチテストをお勧めしております
お気軽にお試しください
