やり方がちょっと分からなくて、ストップしてしまっているプロジェクト

本日発掘された「バンドザウルスの個展の挨拶文」が意味不明すぎて笑ってしまったキングコング西野です。

さて。
今日は、やることなすこと上手くいっているように思われがちな西野亮廣が『やり方がちょっと分からなくて、ストップしてしまっているプロジェクト』についてお話ししたいと思います。
「現在地」の共有ですね。

ちなみに、「ストップしている」というよりも、「ストップさせている」という感じで、とくに悲観的にはなってないので御安心ください。

時間が空いた時に「あのプロジェクトは、どうしたもんかなぁ。…まぁ、どっかで突破口が見つかるでしょ」とボンヤリと楽観的に考えていることです。

 

AI時代(クラウドクリエイティブ時代)の一つの正解を出したバンドザウルス
 

昨日もお伝えしたとおり、バンドザウルスの面白さは、「“工場機能”をお客さん側に移した」という点で、これはAI時代にしかできないアプローチで、AIの遊び方の正解の一つだったように思います。

この後は、「グッズのデザイン(ラフ案)もお客さんがAIで出して、その中から良かったものを選んで、プロが仕上げる」という展開も考えられます。

一方で、圧倒的なライブ(空間)を作ることは、お客さんにも、AIにもできないので、そこにはゴリゴリのプロの手が入る。

ここに、お客さんとAIとプロの補完関係(※みんな必要!)が生まれて、すっごくイイ匂いを出しているのがバンドザウルスです。

 

AI時代の絵本は難しい
 

一方で、AI時代の絵本制作は難しいなぁと思っています。
#これが今日の本題です

「AIを使って誰でも(自分好みの)上手い絵が描けてしまう時代」…いやいや、「AIを使って、誰でも(自分好みの)絵本が作れてしまう時代」に、絵本作家は何を提供するべきなのか?
どうあるべきなのか?

現時点ではAIから目を背けて絵本を作ることもできますが、自分で作れる時代になると、遅かれ早かれ「他人のクリエイティブ」の価値は落ちるわけで、ここは今のうちに手を打っておかないといけない(向き合っていないといけない)なぁと思います。

もちろん、僕がAIを使って絵本を作る…という選択肢もあるのですが、そのポジションは確実に渋滞する(皆がやる)ので、差別化がはかれません。

戦国オタクに言わせると「落としやすい城は落とすな(※城を守るランニングコストが高すぎるから)」といったところで、皆がやれることをやっても、あまり意味がありません。

目指すは「西野亮廣じゃないと作れない絵本」か、「圧倒的な努力量(全員がとにかく避けること)を投下しなきゃできない絵本」だと思うのですが、その答えがまだ出てないんです。

今、『夢幻鉄道』という絵本作品のストック(※すでに続編のストーリーまで完成している)があって、これをどうしたものか考えています。

『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の時みたいに、noteに脚本をアップして、皆さんにAIで挿し絵を埋めていってもらう…というのもアリな気もしますが…映画の場合(イメージカット)と違って、文章にドンズバの絵を生成しなきゃいけないので、少し難易度が高そう。

…でも、まぁ、それもこれもやってみないと分からないから、とりあえずやってみるか。
#一筆書きで書いているからこんな展開になります

ちょっと、進め方を色々考えてみます。
#DAOメンさんスタンバイしておいてください

とにもかくにも、現在、絵本作りがストップしている理由はこんなところです。
これは必要なブレーキだと思っていて、そして、面白いことが起きる前夜の匂いが漂っています。

現場からは以上です。

 

【ブログ管理人のおまけ】
\聞き流し 過去記事の情報を発信しているYouTube作ってます!/

キンコン西野 エンタメ研究所 投稿記事 過去ログ

チャンネル登録お願いしますm(_ _)m

まとめて記事を読むなら再生リストが便利です♪

新しい動画を公開した際は、Xでも発信しています!