仕事の話はお休みして、タラタラと日記を書こうと思います

皆さん、こんにちは。
日曜日の今日は仕事のゴリゴリした話はお休みして、タラタラと日記を書こうと思います。
暇な時に肩の力を抜いて読んでください。
 
 

無駄な時間を共に過ごす
 

昨日はバンドザウルスのデビューライブ。
チケットは発売後すぐにSOLD OUT。会場にはボッタク…肉活タオルを首に巻いた「肉」が集結し(※バンドザウルスはファンのことを「肉」と呼んでいます)、異様な熱気に包まれました。
 
本番前の僕らはライブハウスの隣のビルの“窪み”に隠れて、プロ(フジテレビの美術さん)が大真面目に作ってくださった「ティラ様🦖」のマスク(※制作費100万円)をヒソヒソと装着します。
 
プロデューサーのタケダはこれを「着付け」と呼んでいましたが、たしかに「着付け」と呼ぶに相応しい作業でして(マスクをかぶるだけじゃなくて)…「背中にコルセットを巻いて、そこに鉄の棒を差し込んで、ネジでとめる」という組み立て作業になります。
 
こちらのマスク(ティラ様)は5月28日から始まるバンドザウルスの個展『NORA SAURUS』に展示されるので、是非、写真を撮ってくださいな。
 
ティラ様のマスクを装着してステージに立ってみて気がついたのですが、西野亮廣がティラ様のマスクをかぶってしまうと、当たり前ですけど、西野亮廣がいなくなるんですね。
 
自分で言うのもアレですけども、西野亮廣は意外と集客力がある男でして…せっかく現場に西野亮廣がいるというのに、西野亮廣を1ミリも前に出さないというのは西野亮廣の無駄遣い以外の何物でもなく。
 
だけど、肉も肉ですっかりバカになっちゃって、「ティラ様~」とか叫んでいる始末。
「全員まとめて何やってんだ?」と思いながら、スイッチが入っているか入っていないか分からない(もはやドッチでもいい!)マイクを握り、ギャオギャオと歌ってやりました。
 
昨日は幻冬舎の舘野さん(※たぶん偉い人)や、SHOWROOMの前田さん(※絶対に忙しい人)も「対バン」という形でステージに立たれていて、ライブ終了後に、ライブハウスの客席にテーブルを出して、コンビニで買ってきたハイボールと焼き鳥を広げてみました。
 
一つ確かなことは「こんなことをしてる場合じゃない」ということ。
#長編アニメや短編アニメやミュージカルや舞台の制作中です
 
それは僕だけじゃなくて、舘野さんも、前田さんも、ダイノジさんも、そして、お客さんも。
 
皆それぞれに“向き合わなきゃいけない問題”を抱えていて、こんなことをしてる場合じゃないんだけど、こんなことをする夜は素敵だなぁと思いました。
 
大人が全力で最初から最後まで無駄なことをする夜に、「僕らは同じ時代を生きて、同じスピードで歳をとっていくんだなぁ」と僕は何故だか感慨モードに入り、隣ではダイノジの大地さんが「これぞ、まさにWeb3ですな」と覚えたての言葉を間違って使って爆死していました。
 
芸人とミュージシャンでジャンルこそ違えど、もともと僕は大阪の地下劇場で生まれて、ライブ終わりはいつもこうして共演者と缶ビールや焼き鳥をつつき、「次はどんなライブをする?」といったような話をしていました。
 
全力で走っているうちに仕事のサイズが年々大きくなってきて、そんな時間が最近はめっきりと無くなってしまいました。
今の状態を目指して走っていたハズなのに、「無い物ねだり」の仕業か、昨日みたいな夜に憧れている自分がいました。
 
世間はDJダイノジを明らかに過小評価していて、ダイノジさんもダイノジさんで自分達を売り込むのが苦手(不器用)だから、昨日の別れ際に「またやりましょうね。次はもう少し大きなライブハウスで」と約束しました。
#次はキッズスペースを作りたい
 
その夜まで、また全力で走ります。
 
いつも応援してくださってありがとうございます。
これからも、同じ時代を生きたことが自慢になるような、そんなエンターテイメントをお届けします。
 
素敵な日曜日をお過ごしください。
 
西野亮廣(キングコング)

 

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