巨大×NFTの可能性

おはようございます。
沖縄の子供がティラノサウルスの強さを熱弁してきたので、「一番強いのは『弁護士ザウルス(@バンドザウルス)』だよ。あの手この手で相手の打ち手を潰してくるんだから!」と論破してやったキングコング西野です。
 
さて。
今日は「巨大×NFTの可能性」というテーマでお話ししたいと思います。
 
(本題に入る前に…)
本日、『西野亮廣講演会を主催できる権利』をクラウドファンディングで出しました。
興味がある方は是非↓
https://www.picture-book.jp/projects/nishino-2023
 
そんなこんなで、本題です。
 
 

NFTの今
 

昨夏頃から猛威をふるっているAI旋風に吹き飛ばされたのは今のところ「なんちゃってコンサル」と「メタバース」と「NFT」だと思います。
 
このうち(「なんちゃってコンサル」は知りませんが)「メタバース」と「NFT」に関しては、「壊滅した」というよりも「淘汰された(残るものが残った)」というのが正しい理解だと思います。
 
オンラインゲーム(=メタバース)なんて、とんでもなく元気なわけで。
 
NFTに関して言えば、「将来性(値上がりの期待)」がそのまま価値になっていた「投機筋が飛びつく系のPFP(Twitterのアイコン)」が終わりを迎えた感があります。
 
投資家がお金を落とすのはいつも「将来性」があるところで、今でいうと、それは言うまでもなく『AI』です。
スタートアップのピッチコンテスト(新サービスのプレゼン大会)でも、最近は「Web3(メタバース・NFT)」はあまり聞かなくなり、「AI」一色です。
 
もっとも、「投機筋が飛びつく系のPFP(Twitterのアイコン)」が遅かれ早かれ終わりを迎えることは(情弱を除いて)全員が分かっていたわけで、こちらの未来は既定路線。
 
そんな中、西野亮廣の『クライマーズ』(4月28日の登壇イベント)の講演テーマは「オワコン感漂うNFTの可能性」です。
 
僕の中でのNFTの面白さは、PFP民が四六時中叫んでいる「安く買ったものが高く売れたー!」や「フロア価格がー!」とかじゃなくて、最新刊『夢と金』の最終章に書かせていただきましたが「所有感」だと思っています。
#クライマーズでもこの話をします
 
デジタルデータ(インターネット上にある情報)を「自分のモノと思える力」あるいは「あの人のモノと思える力」…これがNFTの最大の面白さだと思っています。
 
このあたりをもう少し掘り下げて考えてみると…
 
デジタルデータは皆が見れるので、「デジタルデータ=公共物」と言えちゃうんじゃないかと思っています。
 
つまり、NFTに宿っているのは「公共物を自分のモノと思える力」です。
これが圧倒的に面白い。
 
そんな中、昨日・一昨日と現場を共にしたCHIMNEY TOWNのザッキー(山崎)とタケダに、こんな話をしました。
 
ここからが本当の本題です。
#本当の本題
 
 

美術館とNFT
 

現在、伊豆大島に『森のひこうきホテル』を作るべくスタッフの皆様が走り回っております。
 
先週末のサロン記事でも紹介させていただいたとおり、この『森のひこうきホテル』の裏コンセプトは「泊まれる美術館」でして、CHIMNEY TOWNの過去作を展示していこうかと思っています。
ガレージやアトリエのような雰囲気です。
#ミュージカルや歌舞伎の衣装も展示されているといいね
 
個人的にはボトルジョージに出てくるチャコ(女の子)の超巨大フィギュアを展示したいと思っています。
#3メートルぐらいのやつ
#デカイは正義
 
https://note.com/nana_takeda/n/n957ee47561b7
 
さて。 
この「巨大作品」って、個人で購入(落札)したところで持ち運びができないじゃないですか?
展示する場所も無い。
 
ここで「NFT」がもの凄~く機能すると思っていて、「美術館に展示する巨大作品はNFTでいつでも買える(転売できる)ようにしたらいいんじゃね?」とザッキーとタケダに伝えました。
 
皆が見る(あるいは富裕層が見る)展示作品に対して、「その作品のオーナーは私です」と言えちゃうやつです。
 
展示する作品が小さかったら、作品の購入者は「なんで持ち主なのに持ち帰れないの?」という疑問を持ちますが、
展示する作品が巨大だったら、作品の購入者は「買ったけど、保管しておく場所もないし、維持費も大変だし、なにより『自分が持っている』ということをドヤりたいので、皆が訪れる美術館に展示してもらえませんか?」
となる。
 
これにより「巨大作品を展示したい美術館側」と「巨大作品を所有したいけど展示するスペースがないお客さん」…双方の下心が合致するので、「巨大作品×NFT」はかなり可能性が高そうです。
 
それもこれも、自分達で美術館を持つからできること。
 
フィジカルNFTはまだまだ可能性だらけで、AIにタコ殴りにされて沈んでいるNFT業界を横目に、どしどし進めていきたいと思います。
 
現場からは以上です。

 

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