バンドザウルスの初個展を確実に進める

 

おはようございます。
生配信中にアホコメントを入れてくる奴は即ブロックして、アホツイートは即リツイートして、アホが生きづらい世界を着々と作っているキングコング西野です。
#サクサクやります

さて。
今日は『バンドザウルスの初個展を確実に進める』というテーマでお話ししたいと思います。
今朝のVoicyの延長戦のような内容です。

今日は、皆が今朝のVoicyを聴いた前提でお話しさせていただきます。

【※まだの方は先にコチラを聴いてくださいませ】
https://r.voicy.jp/gJmZ7d6k9BP


 

トコトン手堅く、そして面白く攻める
 

僕らがよく耳にする『在庫リスク』について、もう少し踏み込んで考えてみたいと思います。

そもそも『在庫リスク』は、どんなデメリット達で構成されているのでしょうか?
分解して考えてみます。

真っ先に出てくるのは、「せっかくお金と時間をかけて作ったのに、回収(黒字化)できてない」というデメリット。
これはツライですね。

次に出てくるのは、“損切りできないリーダー”だった場合に発生する「“売れないもの”を売り切るコスト」。
その分の人件費もかかるし、その分の場所代(家賃等)もかかる。

お金(大きな販売コスト)を支払って、売れないものを売っている(小さすぎる利益を取りに行っている)ので、要するに、チーム一丸となって「借金を増やす作業」をしてしまうことになる。
このデメリットはとんでもないです。

ただ、それより何より『在庫リスク』の最大のデメリットは、「売れないものを売らされ続けるスタッフのメンタルが壊れてしまう」という部分だと思います。

「これ、売れないんだよなぁ(まぁ、要らないよね)」と思いながら、お客さんに売らないといけないので、販売スタッフは、販売しているハズなのに、詐欺をしているような気持ちに陥ります。
#脚本が面白くないのにチケットノルマ的なものを課せられている劇団のキャストは大体ここに陥ってます

そして、恋人や友達や家族に胸を張れない仕事は、モチベーション低下に繋がるし、リーダーへの不信感にも繋がります。

人が倒れたら終わりなので(※子供の頃に読んだ『織田信長』の伝記に書いてあった!)、リーダーは『在庫リスク』にこういったリスクが潜んでいることを認識しておく必要があります。
#損切りできないリーダーは尚更

在庫を抱えなくて済むのであれば、在庫は抱えない方がイイ。

そんな中、昨日、タケダPとバンドザウルスの初の個展『NORA SAURUS』の話になりました。

「NORAさんには(ECサイトで事前に)購入済みの作品が並ぶわけですが、一方で、会場でも買えるようにしたい」とタケダPは言います。

たしかに、会場に並んでいる作品を観て、「私も欲しい」となる人がいるかもしれなくて、そうなった時の受け皿を作っていないのは不親切です。

というわけで「1万円ぐらいの小さな作品を展示して、それを会場で買えるようにします?」とタケダPから提案されたのですが(※それもイイよね!)、ただ今回は「デジタル作品のパネル化」というゲームをしているので、せっかくならトコトン在庫リスク『0』を目指した方が戦い方としては鮮やかな気がします。

「戦いの鮮やかさ」というのは結構大事で、個展が終わったときに「在庫リスク『0』でやりました」と言えた方が後世までのネタになる。
#講演会やビジネス書のネタになる

そう考えると、会場で「私もこんな作品が欲しい」と思ったお客様が、自然と(同じような作品が並んでいる)ECサイトに飛ぶ動線を設計するのが良さそう。
各鏡台にQRコードを用意して。

そう考えると(#逆算を続ける男)、個展開催中のECサイトには、なるべく多くの在庫があった方が、お客さんに「選ぶ楽しみ」をお届けできる。
ECサイトの在庫はデータ(パネル化前)なので、『在庫リスク』としてカウントしません。

そんな感じで、オフラインの個展をフロントエンドに、オンラインの個展をバックエンドにして、その両輪でバンドザウルスの初個展『NORA SAURUS』を回せばいいんじゃないっすかね?
#知らねーけど

ぶっちゃけ、オフラインからオンラインへの流れはあんまり無いと思っているのですが、西野の読みなんて大概外れるし、用意しておくことのデメリットは一つも無いので用意しておいていいかも。

とにかく、完全おフザケで始めたバンドザウルスなので、売り方にもキチンと「面白さ(intelligence)」を入れ込んでいきたいです。

ちなみに、タケダPは『NORA SAURUS』のレセプションパーティーをやる気マンマンで、ドレスコードは「恐竜の隣にいてもシックリくる服装」ということになりそうです。

いろいろ恥ずかしいとは思いますが、皆さん、頑張ってください。

現場からは以上です。

 

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