応援の創造
おはようございます。
「海ぶどう」の味は、ほとんど「タレ」なんじゃないかと思っているキングコング西野です。
#昨日から沖縄におります
#今日は大阪に飛ぶ
さて。
今日はトコトンやってやろうと思っている最新刊『夢と金』(幻冬舎)の販売のお話の中から「応援の創造」をテーマにお話ししたいと思います。
今日も数字の共有から
日頃、後輩を掴まえては「お前らは仕掛け始めるのが遅いんだよ。それだと、どの打ち手が当たって、どの打ち手が空振るかのデータが取れないまま本番当日が来ちゃうじゃん!」とガミガミ言っているだけに、ここらでプロの戦い方を見せてやろうと思っています。
以前もお話ししましたが、“宣伝モノ”はとにかく早めに始めて、「当たる打ち手」と「当たらない打ち手」のデータを早めに取って、「当たらない打ち手」を早々に切り、「当たる打ち手」にリソース(時間やお金)を全投下するのが吉です。
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「今回のプロジェクトは、どこに力を入れればいいのか?」ということをチーム全体(ファンの皆様も含む)で把握しておくことが大事で、そこが分かっていないと、戦が博打になってしまいます。
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負け無し」とは良くいったもので、負ける人間は負けるべくして負けています。
#博打に出た者です
最新刊『夢と金』に関して言えば、発売日の4ヶ月前から告知を始めて(書き始めたのも発売日の4ヶ月前)、日々、アレやコレやと打ち手を探っています。
スタート時は、まだ何も分からなかったので、「とりあえず(『夢と金』のオンライン勉強会をリターンとした)クラウドファンディングを立ち上げて、後からどうとでもできるように宣伝費を集めておこう」という感じでした。
#同時にピクチャーブックの会員を増やすことも考えていました
オンライン勉強会の参加者は現時点で4000名を超え、ありがたいことに宣伝費も集まってまいりました。
こちらの予算で紀伊国屋書店(新宿店)の広告枠を買ったりします。
ただ、同時に「クラウドファンディングで宣伝費を集めて、集めた宣伝費を使って宣伝する」だけでは、そこまで「応援」が集まらないことも分かってきました。
皆さんの心を動かすのは、そんなスマートな方法じゃなくて、もっともっと「手を差しのべたくなるような泥臭いアクション」だったようです。
そりゃそうだ。
助けなくても大丈夫なヤツを助ける理由なんてありません。
データはいただきました。
早めに始めたおかげで、軌道修正する時間はまだあります。
そこからスパッと「手売り」に切り替える西野先生。
出版記念飲み会(会場で書籍を手渡し)を出した後(全て完売)、「車(ときどきトゥクトゥク)を運転して、50冊買ってくださる方のご自宅(会社)に直接お届けにあがります(限定10枠)」と案内を出したところ、これがハマります。
大阪版が売りきれて、勢いそのまま東京版も出したところ、そちらも完売。
昨日、東京版(二日目)を出品させていただきました。
そんなこんなで、出版日(4月19日)前後の僕のスケジュールはこんな感じ↓
【4月16日】200人B B Q(東京)
→1000冊
【4月17日】100人飲み会(大阪)
→600冊
【4月18日】100人飲み会(大阪)
→600冊
【4月19日】西野の直接配達(大阪)
→500冊(※50冊✖️10件)
【4月20日】西野の直接配達(東京)
→500冊(※50冊✖️10件)
【4月21日】講演会(相模原)
→100冊 (※18時30分~)
#講演会の主催者が購入してくださっている
【4月22日】西野の直接配達 (東京二日目)
→450冊(※50冊×9件)
#残り1枠
→https://www.picture-book.jp/projects/yume-kane/rewards/32280
《合計 3750部》
…そして、こんなドブ板営業をしていたところ、昨日、この僕の動きを見た沖縄の講演会の主催者さんから「1000冊購入するので、また沖縄に来てもらえませんか?」とお声がけいただきました。
沖縄のサロンメンバーさんや、ビジネスマンを集めて、BBQ大会をされるそうで、そこに。
お断りする理由など一つもありません。
ありがたい限りです。
というわけで、スケジュールはこんな感じになりました↓
【4月16日】200人B B Q(東京)
→1000冊
【4月17日】100人飲み会(大阪)
→600冊
【4月18日】100人飲み会(大阪)
→600冊
【4月19日】西野の直接配達(大阪)
→500冊(※50冊✖️10件)
【4月20日】西野の直接配達(東京)
→500冊(※50冊✖️10件)
【4月21日】講演会(相模原)
→100冊 (※18時30分~)
#講演会の主催者が購入してくださっている
【4月22日】西野の直接配達 (東京二日目)
→200冊(※50冊×9件)
#残り1枠
→https://www.picture-book.jp/projects/yume-kane/rewards/32280
【4月23日】沖縄BBQ大会
→1000冊
《合計4750部》
「負けないところ(爆死回避)までは自力で持っていく」が目標なので、まだまだまだまだ手を緩めるつもりはありません。
が、現時点で一つ言えることは、《「広告費を集める→広告屋さんに任せる」では、このムーブメントは生まれなかった》ということ。
今回に関していえば、「手売り」の方が(応援が生まれて、結果的に)コストパフォーマンスが高かった。
僕はこれまでに色んな宣伝会議に出席してきましたが、広告費の多くが「会議に出席した人間を安心させる為」に使われている場面が少なくありませんでした。
宣伝のリソース(時間やお金)は、作品・商品を届ける為に使われるべきで、その時、今回のような「応援の創造」は忘れちゃいけないよね…というお話でございました。
「プロがモノを届ける」ということが、どういうことなのかをお見せします。
やるぞー🔥🔥🔥
現場からは以上です。
【追伸】
【西野亮廣最新刊】
『夢と金』(幻冬舎)
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