こんにちは
【仙台】タロット・ホロスコープ
リーディングカウンセリング
Linterna 八巻 幸子 (ヤマキサチコ) のブログ
をご訪問頂き、誠に有難うございます。
またしても、お久し振りのブログ更新となってしまいました。
緊急事態宣言が解除されて以降、徐々に新規感染者数が増え、東京では連続して100人を超えているとのことですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
東京都知事や厚生労働大臣からは、東京都のコロナ新指標、数値基準なしとの提言がありました。経済的な影響を考えれば、やはり緊急事態宣言や東京アラートなどの再発例を踏み留まってしまうことも致し方ないものの、これ以上の感染拡大を防ぐ為に「早期対応を」 との意見も当然のことであり、世論は様々です。
当サロンでも4月~5月末までは、営業の自粛をしていましたが、全国的な緊急事態宣言解除後、二週間が経過し、県内での感染拡大が見られなったため、ご予約の受付を再開させて頂きました。しばらくは、見えない敵との戦い方を心得て、ウイルスと共存していくことが求められているようですね。
そんな営業を再開したサロンに、先日ご来店くださったお客様。お話の中で、過去にお子さんの学校の役員を決める際に
「仕事をしていないのだから時間ありますよね?」
との、役員を引き受けなたくない自分を責めるような相手の発言に対して、相手を責めるような発言を含めた猛反論をしてしまったことがあり、今でもその発言に怒り心頭だとのお話を伺いました。学校の役員を決定するにあたっては、お子さんをお持ちの方なら大概の方が、こんなやり取りを見聞きしたことがあるのではないでしょうか?
「時は金なり」という言葉があるように「時間=お金」です。
そして、お仕事をされているお母さん達は
文字通り「自分の時間をお仕事に費やしています」
時間は、誰にとっても大切なもの。だからこそ、雇用主もその方に対価を支払って仕事をお願いしているわけです。そして、育児世代のお母さん達は家事・育児・仕事をこなし過ごすことで、息つく暇もない というのが実情でしょう。自分の時間削って仕事に費やす・・・それは、生活のためという場合が多いのかもしれません。ですが、実はその仕事から楽しみや、生きがい、やり甲斐を得て、家庭や家族から解放され(わたしがそうでした)家庭とは違う個人の居場所を得ている場合も往々にしてあったりするわけです。
専業主婦の方がお仕事をしない理由は、働かなくても生活に困らず、働く必要がないと思われがちなのですが、彼女はこうお話下さいました。
「わたしは、もともと働くことが苦手なこともあり、働きながら、快適に家事も育児もこなすことが無理だと思うんです。それなら、節約をしながら、わたし達の為に一生懸命働いてくれている夫に感謝し、時間と気持ちに余裕を持って、子供に寄り添って育てたい。・・・自分が母にそうして欲しかったから。」と。
だけど、ただ「仕事をしていないんだから時間ありますよね?」と言われてしまうと、「あなたは能力が低いから仕事と家庭を両立できないのね?」とか「あなたは時間があるのに、子供の学校に貢献できないの?」と聴こえてくるんですよね。
これは「そのように受け取ってしまう原因が、彼女自身の中に火種としてある」からなのですが、彼女は自分の思いに、素直になればなるほど、自分の真意と、その発言を投げかけたお母さん達の、本当の思いを読み取ることができたようでした。
本当は
「わたしもあなたのように夫に感謝し、時間と気持ちに余裕を持って、子供に寄り添って育てたいのに。」
「わたしはあなたのように夫に感謝し、時間と気持ちに余裕を持って、毎日を過ごせていない。」
という羨望や罪悪感や焦燥感が
「お仕事していないんだから、お時間ありますよね?」
という、どこか上からの物言いになってしまっっているのかな~と思いました。
ですが、それぞれの家庭には、それぞれの関わり方・バランスのとり方があり、お仕事を抱えて忙しくしているお母さんが専業主婦になって、果たして彼女のように「心身ともに感謝に満ちた生活ができるのかというとそうではないのかもしれませんし、彼女の意見や立場に共感する方もいらっしゃるかもしれません。
その状況で、角を立てずに、彼女が断る言葉としては「わたしは、みなさんのようにキャパが広くはないので、この生活をしています。」と伝えることがいいのかな~?と思いました。あまりにも低い自己評価でしょうか?でも、これも、彼女自身の素直な思いの一部なんですね。
もし、仮に彼女が
「わたしは丁寧に生活をしています」
「わたしは余裕のない生活をしたくないのです」
「わたしは子育てを第一に考えています」
と伝えたとします。
もちろん、それが紛れもない彼女の真意なのですが、そう伝えることは、相手の生活を否定していると受け取られかねません。
本当は、彼女はキャパが狭いわけではないんです。
とても大切にしている、彼女の生活を
無理せず心地よく
大切に・丁寧に
完璧に
(だからこそキャパを狭くしているのです)
(乙女座に惑星が固まっているのでした♡)
営んでいきたいのです。
それは、OL時代にもしっかりと自分と向き合い
「自分を傷めて生み出す幸せは、自他の幸せには繋がらない」
との経験から得たものなんですね。
「今の生活は、子供の頃、強く望んでいた、とても大切なものだから」
周りの状況に流されず、自分を信じて応援することができる強さを持っているって、素晴らしいと思います。是非もっともっと自分のために、幸せになってくださいね♡
「キャパが広くない」との言葉が出てきたのは、常日頃からわたし自身が自分自身に思うことなので、その言葉が出てきましたが、わたし自身も「自分のペースを大切にしていて」「子育て(とは言っても終了間近ですが)を第一に考えていて」「お客様に提供させて頂くセッションのクオリティを落としたくない」ということを大切にしているから、低頻度のブログ更新(^^;と月間数日の営業(^^;という現状を選んでいるのかなと思えました。
もちろん言い方を変えれば、キャパが狭く、能力が低いとかやる気がないとも言えます。ですが、自分をすり減らして提供するものが、果たしてお客様にとっていいものになるのか・・・わたしはそうではないと思っていますし、そんなに器用ではないんですよね(^^;
セッションにご来店頂き、お客様の率直な思いを開示して頂けること、また思い出したくない・本当は触りたくないような辛い状況などをお話して頂けること、そして、その時間に立ち合わせて頂くことで、お客様自身で自分の本当の思いにどんどん触れ自ら変化を起こし、柔らかい笑顔に変わっていく・・・そのお顔を見るたびにわたし自身も幸せな気持になります。
あなたが、本当に大切にしていることはなんですか?
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