私が交通工学研究室に入った理由は、最も論理的思考を身につけることができると思ったからだ。

仮説をたてて、それを数値で検証する。このプロセスを何度も繰り返すことによって論理的思考が身につくのではないかと私は考えた。実験を研究テーマに選んでは、架設が証明されなくても、一応の論文はつくることができる。

しかし、解析を主とする交通工学研究室では、切り口を自分で考え、仮説をたて、それを証明する解析結果が得られなければ、論文にはならない。

また、このような論理的思考は、様々な場面に応用がきく。地盤の挙動などは、s¥応用がきかない。

この点で、私は交通工学研究室に所属することが、自分の能力を鍛える最も有効な方法だと考えた。