ひさしぶりだ。


何もかもが新鮮に思えた。



相変わらずと言っていいほど
ここに来ると落ちつく。



ママもしばらく店を閉めていたらしいが
やはり一人では退屈なので店を再開したらし。


俺の恰好をみて見慣れない格好だね。


なんて事をいっている。


俺はビールとは言えずにコーヒーを
一杯貰い、カウンターの隅で何分間かの時間を楽しむ。



はずだったがやはり俺の人生はそうならないらしい。



ドアが開き、男3人が入ってきた。


「ママ。今月分」


そういうとママは嫌な顔をしながら
封筒を男たちに渡した。



俺はピンときた。


「チョット待てよ」


そういうと3人の男たちが
俺を睨みつけて凄んでくる。



外人か?


「ママどういうことだよ」


俺がそういうと


「いいんだよ。ほっときな」


ママはそういうだけだ。


「お前らどこのやつ?」


そういうと


「お前には関係ない」


そう言い残し、店を出ようとしたが
俺の手の平は相手の肩を抑えていた。


「関係あるのはこっなんだよ」


そういいながら・・・・