一時的に安定していた悪魔もついに牙をむき出した。



病院に一時的に入院した時は、最悪な状態だったが
つぐみのおかげで、何とか今までしのいできた。



しかし、やってくるものは、やってくるものだ。




深夜2時を回ったあたりから、胸の痛みが激しくなり
つぐみを起こした。



『痛い。。。』



つぐみは慌てて痛み止めの薬を持ってきた。



『大丈夫。ねぇ。大丈夫。』



そう、心配して言ってくれるが正直大丈夫ではない。



『大丈夫。。。』



ウソでもそういうしかない。



『救急車呼ぼうか?』


と、つぐみは言う。



俺は手を振りそれを断った。



同じことだから。。。病院に行っても・・・・




それから、間もなく痛みは止まったが
例のごとく俺は落ちる所へ落ちていく




そう、深い深海に・・・