異なる世界の中に放り投げられた。

イヤ、違う。。。

分かっていたことだ。

人は生まれながらに死にむかっているのと同じくことのように…

俺が何をしたというんだ?

おれをどうしたいんだ?

答えてみろよ?

そう呟く自分が愚かに見えた。

出口のない迷路で俺はまた苦しむことに…

今回は、つぐみにも、ママにも、世話になりたくない。

つぐみに関しては、今の世界で幸せになって欲しいと心からそう思う。

これだけはしておきたかったという事を終え、緊張感が途切れてきた。


薬かぁ~

嫌な瞬間だが仕方がない。

それから間もなく、本番の開始。

さっきの挨拶は、ロウソクが消えかかる瞬間のようなものだったかのように、俺は返答すら出来ない状態になっていた。

助けてくれよ…

神様。。。