国にはいろいろな文化がある。
独裁的国家、民主的国家、社会的国家など、さまざまだ。。。
俺が今いるここは、あらゆるものが、混在しているように思えた。
日本でも報道されているように、大統領制の国で、選挙は国民投票だが、当選した、大統領は横領や身
内を側近につけ、民衆の反感をかう。
それこそ、絶対的権力を誇示して、あらゆる悪事を働く。
しかし、それもこの国の文化なのかもしれないが・・・
そんなことを考えていると、ドアの向こうから大きな声がした!
ドアが開き、『HIRO!』といい、俺の友達、レイが抱きついてきた。
俺は、『HI!』といい、内心ホッとした。
コイツが、カネールの子供だ。
レイが言うには、日本から帰国後、お父さんに俺の事を土産話のように話していたらし・・・
世話になり、優しく、勇敢で・・・・自分で聞くと恥ずかしくなるような事を・・・
それで、お父さんは『HIRO』という名前を憶えていたらし・・・
さっきのセキュリティーの奴等は、下を向いている。
この国では、警察、軍隊というものは、相当力を持っているようだ。
その力を利用して日本に入っていたんだろう・・・
勿論、合法で・・・
日本にいる時にこいつは一切、仕事をしていなかった。
親からの仕送りで遊びほうけていた。いいとこの坊ちゃんだ。
レイは直ぐにいこうといい、俺の手を引っ張ったが、俺がスタンプがないというと、平気だと言う。
そして、こんなとこがあるのか。。。VIP通路を通り、ドアを開けて外へ出た。
すると、俺はビックリするような光景を目にすることになる・・・
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