その夜、みんなで町に出た・・・・


しかし、オオが俺達から離れるなという・・・


それほど、昼と夜の顔が違うのだろうか・・・・


でも、従っておいた方が賢明なんだろう・・・

オオは真面目で、気さくで、頼りになる男。そいつが言ってるんだから間違いない・・



しばらく歩くと、3階建位のビルにネオンがついている所へ来た。


まさか・・・・と思い、パンは、こういう時はあてにならないので、オオにお前らだけで行けよ


そういうと、『女じゃないよ』という。じゃあ、まさか、ニューハーフと思った。


『バカ、俺は男も好きじゃない』とオオに言った。


いいから、いいからと、オオがいうので中に入って行った。


オオが日本語話すなと言うので、黙っていた。


すると、畳、40畳くらいの部屋に連れられた。


そこで、着替えてくれと言われ、パジャマのようなものを着た。


すると、女の子が現れた。


俺はビックリして、オオに『いいよ』というとマッサージだという。


横になり、仰向けになりと本格的なマッサージだ。今でいうタイ古式マッサージだ。


クルマのせいで体がバキバキだったので、そのまま寝てしまった。


何分かして目を覚ますと、仰向けになり、下腹部にタオルを掛けられマッサージなのか、なんなのか、

分からないが、いずれにしても腿の付け根から、マッサージをしている。俺は、黙っているしかなかっ

た。それが、しばらく続き、着替えて店から出た。俺は、オオになんだったのと聞くと、

タイの奥さんは旦那さんにああいうマッサージをして、精力を高めるということらしい。



国によっていろいろだなと思った。


その後は、ホテルに帰り、また、ビールを飲み始めた。

途中で、パンだけが居なくなったが誰も心配はしていなかった・・・




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