『HIROTO君、答えは?』、『HIROTO、早く言えー!』と、みんなを焦らす。
『答えは、人間だよ。』
『何で人間なんだよ。』、『そうだよ。なんでだよ。』と、収取が使い程になっている。
『赤ちゃん、大人、老人・・・・分かった?』
『分かんないよ』の連呼だ。
『分かった。分かった。朝は、人間でいう生まれたて、赤ちゃん、手をついてハイハイするだろ。だから、4本足。昼は大人、2本足。』
『そこまでは分かるよ。なんで3本足なんだよ。』と、言ってくる。
『夜は老人、老後だろ。歩くのが大変になるよな?』
『杖だ』と、客が言った。
俺は、『その通り』というと、おおっーと客だどよめく。
俺はふざけて『今日はこの辺で、お後が宜しいようで・・・』というと、
『俺の奢りでHIROTOに一杯やってくれ』そんな言葉があっちこっちで、俺の前にはビールだらけになる。
これが、内容がかわり、出し物がかわったり、俺が来れば必ずやる儀式のようなものに・・・・
『HIROTOは、そんなに頭の回転が速いのになんで大学行かなかったんだ?』と、毎度の事だが、ワシさ
んが言ってくる。『それとこれとは別物だよ。俺は学校も好きじゃないし』と言う。
この、ワシさんは職業がとび職だ。とび職のとびはトンビからきているらし・・・ほんとかウソかは分
からないが・・・・体がでかく声もデカい。でも、ある日、トンビってどんな鳥と聞いてみた。
すると、『知らねぇー』と、ワシさんが言った。とびがトンビを見たことねぇなら、見たことある奴の
ほうがいいよ。といい、ママが『ワシは見たことある』と言ったのが名前の由来だ。
ここには、ホントに面白い人がいる。
そこらへんの、遊園地よりも楽しめる・・・・
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