間違いない・・・間違いない・・・


横浜から帰ってきて数ヶ月・・・・



やっぱり、来た・・・



深く落ちる前になんとかしなきゃ・・・・



俺は、近所の便利屋みたいな人を呼び、家財道具を全部持って行ってもらった。



大家さんに言って、挨拶を済ませた。急に帰らなければいけないと言い・・・


ヒロミにも、同じことを言い、車に乗り、長野にある病院へ行った。


ヒロミは、電話するねと悲しげだったが、これからの俺を見た方がもっと悲しくなる。


病院で、事情を話すと、強めの薬を処方された。




即入居可能な、部屋を見つけ、保証人は保証会社を使う事にした。


部屋は病院からすぐのところを選んだ。



余計なものは必要ないのでベット、布団、冷蔵庫を近くのホームセンターで買い、届けてもらった。



やはり、症状は、左手の痺れ、胸の痛みから始まる。


俺は、とにかく間に合ったと思った。


ここで、また、闘わなければ・・・・



そう考えると、怖くなった。


でも、自分が選んだこと・・・・


脱力感が体を襲ってくる。


無気力さが襲ってくる。



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