俺は、ポケットから財布をだし、ある物を差し出した。
その後に、20万を・・・・
『これで、流しませんか?十分すぎると思いますけど・・・』と、俺が言う。
『なんで、こんなもん、あんたみたいな人が持ってんだ。』
『本物ですよ。いろいろありまして・・・』
『・・・・・・』
『世話になりっぱなしなんですけど・・・』というと、
相手は20万を戻してきた。
『これがあったからか?』
『使うのは初めてです。早く終わらせたかったんで・・・』
『金はいらない。おい、一番いい酒もってこい』と大声で言っている。
『じゃあ、いいですか?』
『言いも悪いもないよ。これも、たまには、役に立つかもしれないから持っていな。』といい、名刺を差し出し、礼をいい、懐にしまった。
俺は、一杯だけ酒を貰い、『そこの女とちょっと話してもいいですか?』といい、ヒロミの友達のところに行った。
『おい、自分が沈んだからって、友達まで沈めようとするな。分かったな。次は。。。。』といい、
席に戻った。
俺は帰ります。といい、出口に向かうと、『なんで、あの人を知ってんだ。』と聞いてきた。
俺は、『友達ですよ。ただの・・・今度、機会があったらクルマ見せますよ。あの人が弄った』といい、外へ出た。
ヒロミは走りながら後を追いかけてきた。
『HIROTOなんなの?いったい?』と聞いてきた。
俺は、『なんなんだろうな』といい、携帯を取り出した。
つづく
ポチっとしてくれると嬉しいです。
俺はいう事に決めた。。。
これが、何だかんだ言っても、コイツはこの町でたった一人の知りだからだ。
『友達は大丈夫だ・・・』
『HIROTOが、なんとかしてくれたの?』
『いや、そうじゃない。』
『じゃあ、なんで?』
『初めから出来上がっていた話なんだよ。』
『どういうこと。』
『お前は、その友達に嵌められたって事・・・』
『ウソだ。その間、帰ってきた時とは、全然、違って優しくて・・』
『そうだろうな。』
『うそだよ。。。』
『本当だよ。』
『そんな、そんな、私、裏切られたの?』
『そうだ。俺の生まれた街でもよくある事だ。』
『えっ!』
今迄、自分の事を話さなかった俺が、そういうとビックリしている。
『そういうことだ。今度、行くときは、はとバスにでも乗って行って来いよ。』
そういうと、コーヒーを飲むためのお湯を沸かしに行った・・・・
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