夕日のように今日も、どこかで落ちていく奴がいる。


それを狙っている奴が、たくさんいる・・・・


こいつは、目が覚めてもその事に気付いてはいないだろう・・・

友達に裏切られ、落とされそうになったことも・・・


でも俺は、コイツが悪いと思う。。。。

興味本位で行った方が・・・



俺の生まれた街にも、そんなことは日常的に起きている。

裏切られたと思った時には、裏切る側へ回るもの・・・・



それが、普通に起きている・・・


いってみたいと思うなら、観光で案内役の後ろをついて回ればいい・・・


純粋さが、腐食されることが当たり前の世界で賛否なんていってはいられない・・・

裏切られた奴が悪い・・・・



ヒロミが起きた。


『おはよう。』


『おはようって時間じゃない。』


『京子大丈夫かなぁ』


『友達か?』

『そう。昨日、一緒にいた友達・・・』



めでたい奴だとおれは思った。


携帯を出し充電器をつけ、電話をしようとしている。


『やめろ・・・・』


『なんで、心配だよ・・・』


『向こうは心配なんかしてないよ・・・』というと、


『危なかったんだよ』という。



あぶないか・・・


『いいからやめろ。』





俺は、迷っていた。ホントの事をいうべきか、どうするべきか。



ヒロミは、ぼーっと俺の顔を見ている・・・・




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