俺は、報告を聞き、安心して眠ってしまった。
安心というか、自分でもよく分からない気持ちだが・・・・
俺が汚れてるから、そう思うのか?
ヒロミが世間知らずなのか?
いずれにしても、俺はまた友達に助けられた。
携帯の音がする。時計を見ると朝7時を回った所だ。
誰だよ・・・こんな朝からバカが・・と思い、電話に出ると『HIROTO、帰ってくるんだって!』
電話の相手はママだ。 なんで、知っているっていうか帰るつもりはない。Aとの約束を果たしに行くだけだ。
ママに言ったのはAしかいない。あの、業界人で知っているのはアイツしかいない。
俺は、『帰らないから・・・』とだけ言って、また、眠りに着こうとすると、『何で切るのよ』と、怒りまくっている。
事情を話すと『あっ。そういう事。』といい、電話を切られた。
なんだよ。。。。
そのまま、今度こそと思い、寝ようとすると、チャイムの音だ。
ホントかよ・・・
『はい!』と出て行くと、案の定、ヒロミだ。
『俺は眠いから、起きるまでいるもよし、帰るもよし、非常に機嫌が悪い』といい、ベットへ向かい
眠りについた。
目が覚めたのは、夕刻あたりだろうか・・・
下を見るとヒロミが寝ている。
コイツよく寝てられるなぁ~と思いながら、外の夕焼けを見た。
綺麗だ・・・
つづく
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