『長いのこっち？』
『ああっ、長いと言えば・・・』
『そうなんだ・・・』
『何でここにしたの？』
『なんとなくね・・・』
『ここはさぁ～雪が降ったら何もできないし、何もないじゃん』
『そうだね。。。』
『だから、聞いたんだよ』と、聞いてきた。
『だから俺はここを選んだのかもしれないな』と言った
『ふ～ん。住めば都と言うけどウソだね。』
『ああっ、そうかもね。』
『わたしねぇ。友達いないの』と、突然言い出した。
『・・・・・・』
『何にかはいたんだけど、東京行って帰ってきたら全然変わってて、なんかイヤになっちゃって』
『そうなんだ。』
『でも、あんたは都会の人に見えないね。クルマ以外は・・・』
『そうかなぁ』
『うん。』
都会の人に見えないか・・・・
都会に長い事、住んでいなかったからな・・・・
そう思いながら、舞い落ちる雪を眺めていた・・・・
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