なんなんだよ。この子は?
どういう神経してんだよ・・・
と、思いながらコーヒーを入れそれを渡した。
『いいとこ住んでるね』と言ってくる。
『それ飲んだら帰ってくれ』というと、
『都会の人は冷たいね』と言いだす。
あー失敗した。
連れてこなけりゃよかった。と、心底思った。
すると、テーブルに置いてある薬をみて『あんた、なんかの病気なの?』と聞いてきた。
俺は、『風邪の薬だよ』と答えた。
『熱は?』
『ないよ。』
『いい体してんのに。』と言う。
大きなお世話だ。。。。。
『名前なんて言うの?』
『HIROTOだよ。』
『私はヒロミ、よろしくね。』と言ってくる。
『ああっ、よろしく。じゃあ、俺、寝るから帰ってくれる』というと、
『分かった。じゃあ』と言って、帰って行った。
なんだか、やたら素直すぎる。
でもいいかと思い、その日は温泉での疲れもあって、眠りについた。
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