それから、数日・・・・


俺は、何かを考えるということをしよううとするが、それはなんなのか分からない。



母もたまに来てくれ、薬を届け、声を掛けてくれる。


しかし、俺にとっての長い大きな問題を誰もどうしようもない状態で見守っていくしかないようだ。




そんなある日、いつものように外を眺めていると、川で釣りをしている人がいた。


俺は、趣味が釣りだったということもあり、ボーっとみていた。



ここでの生活を、この一室の中で過ごしている。


出て行くこともなければ、出て行く事すらしない。


しかし、ここに来てから初めて、その川の近くに行きたくなり、つぐみに言った。



『あそこに行きたい』


そういうと、つぐみは俺にジャンパーを着せ、手を引き、連れて行った。


太陽の日が眩しい・・・・


山の木が風に揺られ、音を立てている。



そして、釣り人の近くに行った・・・・




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