警察官も困り果てている・・・・
一人の警察官が奥へ入っていった。
俺は何を言っても、話をしない・・・
これでも飲みなといい、缶コーヒーをくれた・・・
それにも手をつけることはなかった。
『もう、帰してくれ。俺は何もしちゃいない』と言った。
『そういう訳にはいかないんだよ』と言われた。
そうして、沈黙がつづく・・・・・
そして、何分か経った。すると・・・
『HIROTO!』と言う声がした。
振り向くとそこには、つぐみがいた。
『どうしたのよ?何その恰好?何があったのよ?』と言っている。
つぐみは、『ご迷惑掛けました』といい、俺を連れ、ママと住んでいるマンションに行った。
『HIROTO-』といい、ママも心配している。
つぐみは、母に電話をしているようだ。心配ないですからといっている。
風呂場に行き、俺を風呂に入れ体と頭を洗ってくれた。
ママはその間に、下着とスウェットを買ってきてくれた。
俺は黙ったままだった・・・
なぜ、つぐみが来たのかというと、同じ苗字の登録がなかったため、短縮番号の1番に警察が電話を入
れたらし・・・
そうだったのかと思った・・・別れた女の電話が登録の一番のままだったのか・・・
俺にはもうなんの感情もなくなっていた。。。
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