『奥様、どうしましょうか?』
『どうしようじゃないだろ。そうすればいいかを、考えるのはお前だ。その為に呼んだんだろうが!』
なんて、ばあさんだ・・・・
この人に向かって、そんな言葉を・・・・
恐ろしい・・・・・
『すみません。でも、私がというとちょっと荒っぽくなってしまうんで・・・』
『そうもしなけりゃ、コイツは聞かん。それくらいは、分かっている。』
うそ!
どっかに監禁とかされちゃうんの?
と、真剣に考えてしまった。この人なら出来るよな・・・たぶん・・・
『私も奥様には恩がありましてね。奥様がそこまで言われるのも十分わかります。』
『ちょっ、ちょっと、待ってください。荒っぽくって・・・』
俺も自分の街では、それなりにやってきたが、今回はスケールが違う。むしろ、このせいで、病気が進行しそうだ。
『荒っぽいと言っても、暴力ではないですから、心配ないですよ』
心配ってないって?
じゃあ、荒っぽくって?なんなの?
普通、暴力的な事を連想するでしょ。
『奥様、お言葉お返しするようで申し訳ありませんが、私の経験上、やり方は2つあります。しかし、HIROTO君の気持ちも分かります。彼に選んでいただくわけにはいかないでしょうか?』
なんなの、っていうか信じられないようなドラマの世界。
『構わないが、なんなんだよ。2つとは?』と、ばあさんが言う。
『それは』・・・・・
と、会長が話し出した。
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