クロスのネックレスかぁ。
そういえば、神父さん元気にしてるかなぁ・・・
?・・・・・
神父?
『つぐみ、これお守りになるって言われたっていってたよな?』
『いいじゃん。』
教会の事なんて、コイツは知らない、病気が酷くなり休んでいる最中の出来事だ。
『良くないってことのないけど、気になる事があって・・・』
『そう、教会だよ。当たり前じゃん。十字架なんだから、バカじゃない。』
『実は、俺も休んでる間、教会に行った事があるんだよ。』
『あっ。そう・・・』
『まぁ、そんな話なんだけど・・・何で教会に行ったんだよ?』
『いいじゃんよ。』
『気になんだろ。気味悪いし、逢ってない時間に二人とも教会なんて』
『あーーー!分かった、分かった。おばさんから、電話貰ってHIROTOがって話になった時、おばさんが、教会になんか行くんだよって、あの子が。神父さんと話したりして、かなり辛いんだろねって、言われたの。』
と言った。
『そうだったんだ。あの教会に入ると凄いよな、なんか。』
『場所は聞いてないから一緒の教会か分からないじゃん。』
『あっ、そうなんだ。』
『おばさんと話の流れでそうなったんだから。それに、知ってる。横浜って街はたくさんの教会がある街なんだよ。』
確かに、そうらしい。昔のなごりのような教会が無数にあると神父に言われたことがある。
と思っていると、
『なんであんな小さい教会な訳?』
『えっ!』
『普通、大きな教会行ってお祈りするとか考えるでしょ?』
『何で知ってんだよ。さっき、しらないって・・・/font>
『写真持ってこの人来ましたか?って、刑事ドラマじゃあるまいし、一番頭にきたのは、家から一番近い所だったっとこだけど・・・・』
『じゃあ、俺の写真持って教会めぐりして探し出したって事?』
『もう無理だと思って探すの諦めたの。諦めてからしばらくして、あそこの教会の前を通って、思い出したんだけど、写真ないから分かんないじゃん。まぁ、いいかって中に入ったら、神父さんがいて、ジーンズ履いて、派手目な大きいTシャツ着て、頭のサイズにあってない帽子かぶった人きませんでしたか?聞いたら、知ってる。。。ガーンって感じだったよ。』
『そうか。そうだったんだ。』
『神父さんに話したら、お守りはここにはないって言われた。そうしたら、値段にかかわらずクロスを持ってきなさいって言われて持って行ったの。そしたら、それを出して、なんか水みたいなやつを掛けて、これで、お守りになりましたよって・・・』
俺もよく分からないが、洗礼みたいなものなのかぁ?
それにしても、ホントにいい奴だよ。つぐみは・・・
でも・・・・
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