朝から一言も口を聞かない、つぐみ・・・
女のプライドを傷付けたと言えば、そうなるかもしれない・・・
でも俺は、仕方ないと思った・・・
チェックアウトまで、もうすぐだ。
目まぐるしい、旅も終わりを告げる。
俺はコーヒーを飲み、つぐみの気持ちの整理がつくまで黙っていた。
チェックアウト後、新大阪の駅に向かい、新幹線まで時間があったにでカフェに入った。
飛行機でとも思ったが、なんとなく・・・・
すると、カフェで、つぐみが、『これウソだ。』といい、あるものを見せた。
あっ!
これ、運玉じゃん。鵜戸神宮の・・・っか持ってきていいのか?
と、思った。
『ウソだ。あんなに頑張ったのに・・・・だから、お土産にもってきたのに。あげる。』
と言われても、なんか罰当たりだろ?多分・・・
時間が来たので、新幹線に乗った。
その間、ほとんど、喋らない。
時間だけが経過していく。。。
遠く感じる・・・・
すると、つぐみは、『早いね』と言った。
何がと聞くと、新幹線と答えた。
意味が分からなかった黙っていた。
そして、新横浜に着き、疲れているんでタクシーで生まれた街へ
あぁー横浜だ・・・・
寂しさと安堵感が入り混じる感覚の俺がいた。
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