何とか機嫌を取り戻させ、ちょっと早い朝食を取った。
つぐみが、ホテルの食事は昨日したからイヤだと言いだし、コンビニに行き、パンとイチゴか何かの飲み物を買い、近くの海岸で食べた。
と、いっても、つぐみ一人だが・・・・
俺は、朝食を食べない。といか、食べれない体質なのかもしれない。
『あ~気持ちいい~』といい、振り向き、俺にどうしょうか?と聞いてきた。
俺は、考えていると、『はい!今日の第一弾はここに決定しています。』という。
こいつ、からかってんのか?と、思い冗談で頭を叩くふりをした。
『鵜戸神宮?』
『こんなとこ行ってどうすんの?』
『じゃあ、こんなとこにも行かないで、二人でなにすんの?』
と、俺をからかいながら、『ここに行くと、チャンスがあるらしい』と、探偵気取りで一人頷いている
何なのコイツ。。。置いてくかなぁと真剣に考えた。
仕方なく、そこへ行こうと言ったが、朝、俺はフテっている、つぐみに苛立っていてビールを
二缶飲んでいる。その、なんたら神宮までは相当距離がある。
『何で行くも?』と聞くと、
『朝一番でフロントに電話してレンタカー借りた。』という。
『だから、怒ってたんだ。ゴメン。運転できないよ。』
『怒ってたのは別!そんで、運転は私って決まってるから!』
決まってる!
なんで?
俺もそれに乗っていくんだよね?
とは、言えるはずもなくホテルに戻り、レンタカーが来るのを待った。
『来た来た!よし!』といい、免許書を渡し手続きをしている。
『お金は先払いですか?』と、聞くと帰した後、という事だった。
車に乗る、足取りが重い。。。
車に乗りると『行くぞー!』と言っている。
『ねぇ!なんで、行くぞー!っていわないの?』
もういい、『行くぞ~!』と言いうとともに車が走り出した。
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