俺は、ユリにそろそろ行こうか?と言った。
『はい!』といい、又、来た道を戻る。
車を走らせるとユリが
『HIROTOさん、ありがとうね。凄いとだった。』
『そうですか?よかった。』というと、
『ですか。とか、ですよね。、とかやめてくれませんか?』と言ってきた。
『ああ、わ、わかっった』と言う。
車の中で、ユリと雑談をした。
ビックリすることに、この天然の彼女。
なんと、〇〇大学出身。例の赤いなんやらがあるところだ。
年は25歳。
家は多分というか、間違いなく俺の家の近所だ。
自由奔放というか、掴みどころのないところを考えると、やはり頭のいい奴の思考は違うのかと思った
『HIROTOさん。会社、いつも遅いんですか?』と聞いてきた。
『そうだね。』
『大変だね。』
『まぁ・・・・』
なんか、俺には苦手なタイプだ。申し訳ないが・・・
『つまらないですか?』
『いや、そんなことないよ。』
『なんか、つまんなそうですよ。』
『イヤ、そんなことはないよ』
『だったらいいんですが・・・・』
『でも、いつも遅くまで仕事だと私の時間がすくなくなりますね』
『はぁ、なんか、俺の仕事と関係あるの?』と聞くと
『だって、お礼。HIROTOさんの時間くださいと言ったじゃないです』
『言ったよ』
『だからですよ。』
『今日だけの話でしょ。普通は・・・』
『そうでしょうね。でも、今日、楽しかったんで、そうしました。つまらなかったら、今日だけ、でも、面白かったから、そういう話。全然、可笑しくないですよね。』
なんなんだ。この思考回路。
これが、〇〇大学の優秀な回路なのか?
『今日はありがとうございました。』といい車を降り掛けた時、
『こちらこそ。それと俺、彼女いるんだよ。』というと、
『でしょうね。だからなんですか?問題ある事は何もしていないですけど。じゃあ。』といい、帰って行った。
全く分からない。ホントにわからない。
そう思っていると、彼女。
アイツの事、全然・・・・
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