営業には、止まっているという事が一番いけない。無から有を生むのに動かない事は死を意味する。
今日も、飯田を連れだした。
事務はグタグタ言ってるが、金が入らなきゃ始まらねぇだろ!と思った。
別に事務をバカにしているのではない。今を考えろという事だ。
俺は、飯田にヤバい案件から案件へ移動時間を聞いた。
飯田は『約30分位です』と、答えた。
往復1時間かぁ。
やるしかないもんなぁ。。。
俺は、飯田に『ヤバめの方から行ってくれる』と行った。
案外、見かけによらず飛ばすなぁー!コイツ。。。と思っていると、僕もと走り屋なんですよ。
ホントに、人は見かけによらない。。。。
案件に来てすぐ、俺はカバンから、作業着を出した。俗にいうニッカという奴だ。
『おやっさん!助太刀に来たぜ!』といい、作業に取り掛かる。
『大丈夫だよ。昔はよくやったんだよ。怒られながら・・・』と、いうと
『ちげえねぇな!』といい、笑顔を浮かべている。
黙々と作業をし、きっちり一時間立った時、『おやっさん。もう一丁ヤバいとこあるから行ってくるわ。2時間後にまた来る。』
といい、次に向かった。
次の案件も同じく、1時間で上がり、もとの案件へ。それの繰り返しを続けた。
これは、人の心理的なものだろう。綺麗に早くという志向が、俺がこうすることにより生まれる。
そして、夕方、ビールを人数分買い、手渡し明日も頼むよと言い別れる。
これを、何日間か繰り返した。
その間に、営業が550万をたたき出してきた。
特別ヘソクリ賞とでもいのが正しいか分からないが、こっちももう一手か・・・・
この時点で、回収残をきっちり納めれば1300万出来たことになる。
やはり、現場と営業の同時進行は避けれない、と思った。
もうちょっとの辛抱だ。。。
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