全ての始まりはここから・・・




どうする?という言葉に誰も返事をしない・・・・


『分かったよ。売り上げがどうこうより、まずは俺が約束を守るよ!』



『もう、今日は上がっていいよ。こんな感じじゃ、仕事にならないだろ。その代り俺が約束を守ったら一つだけ約束してもらいたいことがある。』



俺が、そういうと、


『なんですか?無理難題じゃないでしょうね!』と、言ってきた。



俺は、『無理難題じゃないよ。でもその前に俺が約束を守れなければ仕方ないんだから・・・』


というと、みんな納得してくれた。


『では、今日はこれで解散。お疲れ様でした。』というと、


『お疲れ様でした』という声と共にバラバラと帰って行った。



一番最後に残った俺も、会議室を出て一階のカフェに入り、タバコに火を付けた。


ふぅぅー。。。。。



俺の頭の中には、既に手は打ってある。


後は、間に合うかどうかだけだ。



時計の針は一時過ぎ・・・


俺は出てきた水で薬を飲み、珈琲を飲み干して会社へ戻った。



会社に戻った俺は、すぐさま事務室に行き、下請けが何処に何班、入っているのかを書きださせた。



かなり厳しいなぁ・・・



下請けは11班、場所はバラバラに近い。


でも、やるしかないなぁ、と呟いていると女性事務員がキョトンした顔をしている。



その顔を見るやすぐさま、会社を飛び出した。


つづく


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