ホテルに着くと社員は皆、席についていた。
このホテルは、ホワイトボードまで用意してくれる気の利いたとこだ。
まぁ、他の処を知らないから何とも言えないが・・・・・
『売り上げが低迷していることで、今ここにいる事は言わなくとも分かると思うがなぜだ?』
と、俺が口火を切った。
みんな、黙っている。
当たり前の話だが・・・
『でも、俺の持論だけど売り上げが上がらない事なんてどうでもいいんだ。』
と、言い放った。
すると、みんな、コソコソと話をしている。
『それよりももっと大事なことがある。成約率の悪さだ。』
俺はあえて、一般の営業には矛先を向けず、幹部に矛先を向けた。
みんなが必死にとってきたアポイントをなぜ、成約にもっていけないのか?それが不思議だった。
『みんなは自分の仕事をやり遂げればいいんだよ。それが一人一人役割が違っても・・・』
『でも、最終的な部分でのクローズが出来ないなら一つの物語は成立しない』
『〇〇さん、どうしてんだろう?』と、うちのトップ営業マンに聞いてみた。
この人でさえ、売り上げが半分以下に下がっている。
あり得ない話だ。
腕もいい、容姿もいい、今までこんな事はなかった。
すると、彼の口からビックリするような言葉が出てきた。
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