静寂、そして神秘的・・・そして・・・




教会の中・・・


今日も誰もいない・・・




何をしに来たのか、俺にも分からないが、足がここへ運んできた。



そんな感じだ。。。。




あ!



と、思ったのも、間違いなくここに行くという事だが、しかし、なんでと聞かれても答えはない。



俺はどの宗教も批判するつもりはない。



信じているものを信じる。



それで、いいのではないだろうか?


しかし、世界では宗教戦争とまで言われているものがある。


それは、何十年、何百年も続いている・・・・


なぜ、なんだろう? 自分の信じると、人が信じるものが違ってもいいじゃないか・・・



しかし、そこまで心底、信じているからこそ、否定してしまうのかもしれない。。。


俺がどうこういう問題でもないくらい文化の中に浸透しているんだろう。


日本にはそういった文化はあまり見受けられないから、尚、そう思うのかもしれない。



そんな俺でも一つだけ分かることがある。


教会という空間は、人を包み込んでくれるというか、抱きしめてくれるというか、異種独特の感覚がこの場所には存在する。


まぁ、如何せん、いろいろな宗教にこのような場所があるんだと思うが、俺の近くにはこの教会しかないので、その感覚が強いのかもしれない。


ギィィーという音がした。


扉が開く音だ。


この間の神父さんだ。


今日は、神父の服を着ている。


『やはり、いらっしゃいましたね。』と、俺に言いウンウンと首を縦に振っている。


俺は、ポケットに入れていた手をだし、一礼した。



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