俺は次の日、ボーっと空を眺めていた。
晴れた空に、雲がゆっくり流れている・・・
どことなく、懐かしさを感じた。
小さい時、『あの雲は、怪獣に似ている!こっちは、うさぎだー!』
と言って、想像力をたくさんいだかされていた子供の時のような懐かしさだ。
どうして、こんな風になってしまったんだろう。
鬱病の病気を抱えている人は、この繰り返しが多いと思う。
治ったと思えば、寝込んで。。。
治ったと思えば、寝込んで。。。
そうやって、繰り返してしまう。。。。
また、そういう病気なんだよ。
と言っても、ほとんどの人は理解しない、又、してくれない。
なった俺が悪いんだ。
こんな病気になった俺が悪いんだ。。。。
そう、自分を責めることしかできなくなってきた。
そして、俺は『子供の頃に戻りたいなぁ・・・』
と、無性にそんな気持ちになっていた。
病気じゃなかった。
いや、病気じゃない自分を自分で羨ましげに考えていた。
ポチっとお願いします。