人としての選択
そんな日々が数ヶ月の間、続いた・・・
そんなある日の夜中、突然、苦しさで目が覚めた・・・
いきなり襲ってくる苦しみは、体験した事のない人間ではないと分からないだろう・・・
多分、走り回っている子供が転んでしまい、膝を擦りむき血を流しているような突然の出来事・・・
思いもよらないことに、ビックリし泣き叫ぶような感じに似ている・・・
苦しさからか、立ち上がる事さえ出来ない。
声を出そうにも出ない・・・・
脳裏には又、来たか!
それしか、なかった。。。
『昨日、医院長に『安心してはいけないよ。自分でわかる症状であれば、すぐに頓服を飲み、対処するんだよ。それでも、ダメならスグに救急車を呼ぶんだよ。』
と、言われていた。
アイツ占い師か?
急いで頓服と、紙袋を手にとり、薬を飲み、口に紙袋を当て大きく深呼吸をする。
しばらくすると、落ち着いてくる。
なんてことだ、久々に過呼吸が出やがった。。。
落ち着きと冷静さを取り戻した俺は、こんな目覚まし時計があれば誰でも起きれるよなぁ。
と、そんなバカげた事を考え、恐怖からか寝る事が出来ず、朝が来るのをジッと待った。
朝の光が、差し込んできた。。。
何となく、安心する。。。
しかし、その太陽の光が昇ってきたこの日は俺にとって最悪の日になろうとは考えもしていなかった。
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