意地なのか




あれからの俺は、真面目に2日置きに病院へ通った。。。


医院長も精神というのは、分からんものなんだよ。。。。



などと、医者らしからぬ話までした。



医院長が『〇〇君は意地っ張りだねぇ~』と、ある日、話してきた。



『僕は、たまに〇〇君が病気じゃないような気がするんだよ。』


意地なのか?


そうかもしれない・・・


精神科の医師を俺は信じていない・・・・


なぜなら、患者から話を聞き、裁判じゃないが判例みたいなものを題材に薬を出す。


それなら、俺にも出来るくらいの感覚でいた。



ある種、占い師が使う、トーク技術でものを聞きだし、それに合わせて、さも自分が分かっているようなそぶりをする。




外科医のようにメスを持つわけでもなければ、なんでもない。



ただ、口で診察をするだけの話だ。


でも、俺の前にすわっている先生とやらは、医師としてではなく人として素晴らしいと思った。



こんな風に言うと、大変失礼だが、一番分かりずらく、また、曖昧なことで俺に話をしてくる。



でも、患者によるだろうが俺はそれが一番、心地よかった。。。。



この先生が、いるからこそ俺は入院というものを拒否したのかもしれない・・・



強力な助っ人がいるんだから、大丈夫だと・・・・



しかし、後に、この偉大なる医師と決別しなければならなくなるとは・・・・

その時は考えもしていなかった・・・




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