しばらくして、タクシーに乗り込んだ。


すると、遠くの方から音が聞こえ、やがて救急車だろわかった。


なんで何年前のこんな事を覚えているのかは分からないが、どうして家には救急車が来るのに

帰りには送らないのか?と、思った。



多分、それくらい早く家のベットに横たわりたかったのかもしれない・・・・・


薬というのは怖いもので、今まで風邪薬すら飲まなかった俺には、何の薬かもわからない、

さっきの薬ですぐに眠ってしまった。。


  夢・・・


暗闇というより深い海の底にいるような・・・



すると、突然、目が覚め、胸が苦しくなり、呼吸が出来ない・・・


言葉すら出せない・・・


なんなんだよ。 次から次へと・・・   医者の薬はなんだったんだよ?


心配して眠れなかった母親が、異変に気付き救急車を手配した。。。


    人生初の救急車!


来るの遅いんだなぁ~


このまま、死ぬなぁ~なんて思っていたのを今でも鮮明に覚えている。。。



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