そのころ俺は、会社の中では若くして取締役営業本部長という肩書をもっていた。



大半のスタッフは年上で、相手はどう思っていたのかわからないが、言うことだけはビシッといってきたビックリマーク



朝も一番先に行き鍵を開け、夜は深夜に最後まで残り鍵を閉めて帰っていくのが日課だった。



営業とは世知辛いもので、官軍・地獄は行ったり来たりの世界だ!



それでも、売り上げは30%の伸びしろで、会社はグングン大きくなっていった。



やはり、ストレスは尋常ではなく、深夜まわってからも酒を飲み、寝ないで仕事は当たり前!



今更ながら、よくやってたよ!


しかし、一番のストレスは役員との対立、社長との相性でしかないと今は思う。


売り上げが上がっていたがゆえのなんとやらだなぁ~


主治医の話は母に任せて、煙草を吸いに表へ出たとき、フッと気づいた・・・


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