海外の友人から日に何通とメッセージをもらう。
疾患の相談から世間話、私の近況を問うものだったりする。
しかし最も多いのは、私自身に関するもの。
好感を抱いてもらうことはとても嬉しい。
しかし、日本人と異なる点は、愛を直接訴えてくること。
どういうわけか、美しいという単語が並ぶ。
はじめは、英語ではおなじみのbeautifulという単語が
褒め言葉であって、単に「良い・素晴らしい」の意味だと
解釈していたのだけど、以前もらったメッセージを読み返してみると、
それが「あなたのことが好きだ」ということに
いまさらながら気が付いているアホな自分がいる。
英単語は時と場合によって、様々な意味を持つ。
シンプルだとは思っていたのだけど、実はとても奥が深く、
それをネイティブは巧みに使い分けている。
まだまだ学ばねばその人の機微を理解するには到底及ばない。
前にも公館の上司から、褒め言葉に注意しなさいとクギを刺されたことが
あったのだけど、能天気な自分はあまり気に留めていなかった。
しかし今回、英国のファッションデザイナーから、
自分がこれまで会った人間で最も美しい顔を持った人の一人だと
メッセージを頂いてしまった。
もちろん、真に受けている言葉ではない。
けれど、相手の職業やそのスタイルから発せられる言葉は
こんな年をとった自分でも正直嬉しいものだ。
欧米人にとっては、自分はきっとエキゾチックな顔立ちから
特別な感情に容易に変化しやすいのかも知れない。
無いものを互いに持っていることの引力は、どれほどの
力を持っているのだろう。
Londonから今日もメッセージが届いている。