4/10と14に小さな神たちの祭りを見てきました。場所はグローブ座。
新大久保っていう場所が苦手(混むから&個人的に乗り換えがだるい)んですけど、グローブ座自体は見やすいので割と好きです。苦手と言いつつ新宿近いから立地いいし。
さて、今回は藤井ちゃんが出演するのですが、主演が八乙女くん。ふぉ〜ゆ〜の福田くんと一緒に出演です。八乙女くんも福田くんも初めて見たけどテレビとかYouTubeで見たそのままの人だった(あたりまえ体操)
大まかなシナリオとしては、八乙女くん演じる晃が東京の大学に行く日。3月11日。
家族となんやかんやありながら東京に出てきたけどそこで東日本大震災にあって家も全て流されてしまって…
そうして失意の中日々を過ごしていて彼女との結婚にも踏み切れず微妙な雰囲気になってた時に亡くなったはずのおじいちゃんが運転するタクシーに乗って行った先にはあの時別れた家族みんながいて…?
みたいな感じ。
いやー、、、、、東日本大震災の時の描写、初見の時は結構胸にきちゃった。
当時はさ、弟が家に帰ってきたときで、なんかめっちゃ揺れてるけどいつもと違うな??って怖かったのを覚えてる。
舞台の演出では流された描写を映すわけじゃなくて、被災地の地名をモニターに淡々と映しててさ。ポツンとたつ晃がまたしんどくて。
ちょうど家族と喧嘩して来た日なんだよね。東京の大学に行くのも家業のいちご農家を継がないでとりあえず東京行けばなんとかなるべって感じであまりビジョンがなくて。
弟の航(藤井ちゃん)が一緒に東京に連れてって欲しい!って言ったけど晃がダメって言って姉が突っかかってそこからわだかまりになってしまったけど、航が晃に渡そうとして姉が取り上げた腕時計がそのまま家族の遺品になるのしんどいし、「冷たい地面に埋まってた腕時計のように家族も冷たい地面に埋まったままかも」って思わせる呪いになるのしんど〜!!!!!
でも、腕時計のおかげで夢に航が出て来たし、境界線の向こうにある家族に会えたのも腕時計があったからじゃないかなとか思ってる。時計ってそういうモチーフになりがちだし時間が止まってるのもそれっぽいし(アホな言い方)
悲しい描写もあったけど、話自体は全体的に明るく進んでいくんですよね。
藤井ちゃんってか航ギター弾いてくれたし。八乙女くんが作った歌を簡単なコードで弾いてるらしいけど弦楽器苦手な私からしたらギター弾けるだけでも藤井ちゃんすげーよ。
八乙女くん演じる晃も確かに過去に囚われてしまう存在で、「自分は幸せになってはいけない」って考えなのがもどかしいね。引きずっちゃダメだよとも思うけど、私は被災者じゃないから彼の気持ちは分からないので簡単に言えないし。
でもそういう後天的な性格とか考え方は置いといて、たぶん晃ってどうしようもない男だと思いますね。ちょいちょいなさけな部分とかお前それだから…要素があったんだけど、一番思ったのは終幕付近でいちご食べた後友達の沢村(福田くん)のハンカチを勝手に使って手を拭いたところ。自分が持って来たやつ使いな????
底抜けに明るい沢村の存在も良かったな。沢村一生大事にした方がいい晃は。家族を失ってない沢村に複雑な感情むけて拒絶する晃に「分かった、自分からは連絡取らないようにする」で納めるの、人間として出来すぎてるからね。
確かに沢村は家族を失ってないかもしれないけど被災者の1人で、大変な思いもして来たはずなのに。それを自分だけが不幸って感じでさ…おい、晃、聞いてるか?
じゃあ沢村と付き合いたいかと言われたら無理ですけどね(そか)。底抜けにいい奴だけど若干デリカシーのなさが見え隠れしてるので、晃と沢村は似たもの同士だなと思いますね。一生友達でいてくれ2人。
藤井担としての藤井ちゃんの感想が何もないな。そうだな…今まで主演ばっかりだったけど、助演?に回っても違和感なくてそこにいるのは「航」だったし、方言もそんなに変じゃなかった(福島の方言わからないけど…)し、名バイプレイヤーだなーと思いました。
今書いてるこの時にはNHKBSのドラマあって見たから言うけど、本当に藤井ちゃん演技がうまくてさ。ファンのフィルター目線で申し訳ない。私がちゃんとドラマ見たのってたしかハイヒロなんだけど、その時も下手とは思わなかったし割と普遍的なその年代のアイドルの演技って感じだったんだけど、ちゃんと俳優だったのよ…
そういうのを舞台でも感じれたのですごく行って良かった。本当は地方も行きたかったけど全然余裕なかった…
そんな感じで感想締めます。