MILANO-Zaで照史の主演舞台、観てきました。
一般あるんだ〜ってのと仕事終わりならこの日ならいけるな〜ってのと7月何もイベントないから寂しい〜みたいないろんなことが重なってパッと思いつきで取ったんですけど、なんか、色々すごくてしばらく呆けてしまったってお話です。
時間に間に合うとたかを括っていったけど、普通に開演時間ぴったりについて3分外で待ってました。みんなは余裕持って行こう。
3階最後列だったけど傾斜がしっかりあったのでステージみやすかったです。ただ顔がわからなかったので、声と役名で(これは照史?)って判断してました。双眼鏡もっとけばよかったな。
何も事前情報入れてなくて、ロミオが照史でジュリエットが柄本さんとしか知らなくて、話もロミジュリモチーフにしてるけど喜劇に書き換えてるのかなとか思ってたんですよ。
地名も人名もロミジュリのままだったしシナリオも途中オモシロ挟みつつド悲劇でした。
ヴェローナって地名で日本の古い工場地帯のステージだからちょっとチグハグ感あったけど、ロミジュリをそのまま日本に持ってきて所々オリジナル要素加えつつシナリオはそのままっていうのがなんか衝撃でした。
照史の舞台演技も初めて観たけど、おそらく知能になにかしらの問題を抱えてるのかな?吃音の男性で、こういうのってやりすぎると「なんか嘘くさい」って冷ややかな目になってしまうけど、本当に自然に「そういう男性」だったんだよね…障害を持ってる人を演じてすごいってショック受けたの、のんちゃんのエレファントマンを配信を見た時にも思ったけどそれと同じ衝撃。
ロミオは昔からの友達が死んでしまって想い人の兄まで殺してしまって(兄が自分から刺した)、ジュリエットは唯一の兄が亡くなりどんどんお互い属してる勢力が悪化してるのをわかっていながらお互いを求めて一夜を明かすんだけど、なんかこの極限状態もワンド2のユリウスルート思い出したな(突然のワンド)
結局原作通りにジュリエットは仮死の薬を飲んで一時的に死に、ロミオはそれを知らず嘆いて服毒して死に、ロミオが目の前で死んでるのに気がついたらジュリエットは後を追って腹を刺して死ぬんだけど、このシーン来るまで心のどこかで(でもこっから喜劇になるんだよね?)って思ってしまった自分がいた。
最後赤黒い明るさのステージで、全員が撃ち合い斬り合いをして殺し合う中、明るく白い光に照らされてロミオとジュリエットが白い花畑を赤い花びらが舞う中で結婚式を執り行うのがね…すでに死んだ人たちがロミオとジュリエットの結婚式を見届けるのが、生と死、光と闇、喜と悲をものすごく強烈に焼きつかせててなんかすごいな…と終わった後も腹の底に何か溜まる感じでした。
なんか普通に自分の人生経験としていい芸術を見たなというか感性を得たな…みたいなそんな観劇でした。