こんばんは!江口です。
今日はスリランカ人の名前についてのお話です。

※下に追記があります。






マルそれぞれがひとつの文字で、例えば『きょ』という音ならこれで1文字です。
長音(例:アメーバ の『ー』の部分)も、1文字として含めています。


スリランカ人パートナーにとって、相手の名前がなかなか覚えられないって、あるあるだと思います。
私も旦那のフルネーム覚えるの大変でした…チーン

ちなみに旦那のフルネームを日本人の友人などに話すと、揃って「え⁇何だって?もう一回言って?」と言われます笑い泣き

とにかくスリランカ人の名前は長い。
しかも日本人にとってはあまり馴染みの無い音の並びなので、一度聞いただけではまず覚えられません。

例えばスリランカ前大統領の『パッレワッテ・ガマラララゲ・マイトリーパーラ・ヤパ・シリセナ』氏。
1回で覚えるの大変ですよね…。


スリランカ人の名前はだいたい4、5単語から成っていて、それぞれが日本人の一般的なフルネーム並みの文字数があります。

旦那によると、最初の単語(稀に2単語目まで)が、その家系の階級(カースト)を表しているそうです。

と、サラッとカーストとかいう話をだしましたが、スリランカにはインドなどと同じくカーストが存在するんだそうです。
最近ではあまり気にしなくなったようですが、以前は結婚などもカーストに差がある場合は不可能だったらしいですよ

ちなみに旦那はそこそこのカーストだそうです。
そこそこってなんぞや真顔

そして最後の単語はいわゆる名字。
その人の家の名前です。

階級と名字の間に入るのが名前。
スリランカ人(特に子供)に「オヤ ゲ ナマ モカッダ?」(あなたの名前は何ですか?)と聞くと、だいたいこの部分を全部教えてくれます。

子供が男児の場合は、父親の名前をひとつ入れるのが一般的だそうです。
これは日本でいう、父親から漢字1文字を受け継ぐのと似た感覚なのかもしれませんね。

ちなみに旦那は3兄弟なので、義父含め男性陣はみんな似たようなフルネームです真顔

普段使いの名前はどれでもいいのですが、だいたいの人は最初に来るものを使っています。
しかし、例えば学校のクラスで同級生と名前被りをした場合などは、2番目、3番目の名前を名乗ることもあるそうです。

実際、旦那は2番目の名前を使っているのですが、これは子供の頃に同級生と名前被りをしたために変えて、そのまま今に至るという話でした。

他にも以前、私たちは「ナーラカさん」と呼んでいる人が、別の人からは「ブッディカ!」(※仮名ですがどちらもよくある名前)と呼ばれているところを見たことがあるので、呼び名が変わるのは割とあるみたいです。

誰が誰だかわからなくならないのかな…と思うのですが、旦那によるとならないそうです。
習慣の違いによって脳のつくりも変わったりするのかな真顔

ということで、スリランカ人の名前の話でした!


私は昔から人の顔と名前を覚えるのが苦手で、日本人でさえ3回くらい会わないとインプットされないので、
みんな似たような顔(に見える)と、聞き慣れない長い名前笑い泣きのスリランカ人は、本っっっっっ当に覚えられなくて大変です。

スリランカの、年齢によってアイヤやアッカで呼び合う文化にめっちゃ助けられています笑い泣き


それでは!

追記
今回のブログへいただいたコメントにて、スリランカ人の名前はこの記事の通りではなく、様々なパターンがあるとご指摘いただきました。
その後、旦那にいただいたコメントをふまえて改めて確認してみましたが、やはり旦那の周囲では今回のブログのような名前の人が全てだそうです。
ご近所さんにまで聞き回っていましたが、皆さん旦那と同意見でした。

ですので今回ご紹介したスリランカ人の名前については、『あくまでも江口と旦那の周囲の人の名前』のパターンということで納得していただけると助かります。

というか、名前でさえここまで統一性のないスリランカってやっぱり面白いです笑い泣き