こんばんは、江口です!

今回はシンハラ語講座の第3弾!
一覧にない子音についてです。









ということで、今回はシンハラ語の一覧表に無い音で、私が知っているものを紹介しました。


一覧にないものの中で特に重要なのが『ハルキリーマ』という記号。

基本的にはアルファベットの『P』のような記号を、文字の右上にくっつけます。


前回、子音はその文字単体では『あ行の音』になると説明しましたが、この記号をつけると『あ』の音が消えるという効果があります。

例えば『か=KA』なら、『A』が消えて『K』だけになるということ。

シンハラ語で書くと『ක්』になります。


この時の発音は例えが難しいんですが、英語のフォニックスの音に近い気がします。

フォニックスとは

ක්』だと、『っく』みたいな音です。


そしてこの『ハルキリーマ』の音は、日本語で言う『小さい""(促音)』の役割もあります。

例えば、年上の女性を呼ぶ時に使う『アッカ』という言葉の『ッ』も、このハルキリーマを使って表します。

シンハラ語で書くと『අක්කා』。


一覧に載っていない割に、とても使用頻度が高い記号なんです。



そしてもうひとつ。

たぶん文語の表現なんですが、街を歩いてるとよく見かける記号があります。

名前はわからないのですが、文字の下に『』と書くもの。

この記号が付くと、文字の後ろに『RA』の音が繋がります。


ただこの時気をつけなければいけないのが、『ハルキリーマをつけた音に繋げる』ということ。


『か=』の場合、『からぁ』ではなく、

『っく=ක්』+『らぁ』で『くらぁ=ක්‍ර』という音になります。


ちなみにこの『』の記号は、『う、うー行以外』に使われます。(と、サンちゃんが言っていました。)

『う、うー行』は、それ専用の記号があって、これは一応一覧に載ってます。(英語の『a』みたいな記号。)


ややこしいです。



そして最後。

『ビンドゥ』という記号というか文字というか。

書くと『』で、見たとおりただのマルで、これは『ん』の音を表します。


サンちゃんの名前は本名の一部なのですが、サンの『ン』もこの字を使います。

名前でよく使われる文字らしいです。


他には、数字の『ゼロ=0』を『ビンドゥワイ』というのですが、この『ン』も『』を使います。


こんな説明で伝わりますかね。


よくわからなかったらごめんなさい。

あともし間違いがあったら本当にごめんなさい。



次回からはたぶん、子音のそれぞれの列の説明に入れるかな?と思います。

とりあえず日本語に倣って、か列から行こうかなと。


それでは〜ウインク