乳がん闘病中の小林麻央が明かした「骨に転移」の意味
日刊ゲンダイDIGITAL 9月21日(水)15時2分配信
乳がん闘病中の小林麻央が明かした「骨に転移」の意味
がんの進行状況を告白した小林麻央(C)日刊ゲンダイ
乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央(34)が自身のブログで「肺や骨にも転移」していることを明かして、芸能界ばかりか社会全体が騒然となっている。
特に注目されているのは「骨」の部分で、一般的に「骨に転移したら、かなり危ない状況」などと言われているだけに、ネットなどでは「もう助からないのか」「末期に近いのか」といった書き込みが相次いでいる。実際のところはどうなのか。医学博士の米山公啓氏に聞いた。
「骨に転移したとなると、『ステージⅣ』ということでしょう。常識的に見れば手術はもはや難しい段階です。転移した骨として考えられるのは脊椎や肋骨辺りでしょうか。これによって痛みが伴いますが、転移した骨周辺ばかりでなく、全身にも広がりますので、つらいところですね」
今後は手術よりも痛み止めや、がん細胞の増殖を抑える放射線治療が中心になるとみられる。
■今年3月から新しい療法も
もっとも、暗い話一辺倒ではない。今年3月、新たな放射線療法が認められたのだ。
「『ゾーフィゴ』と呼ばれる放射線医薬品を体内に投与するもので、これまでの放射線とは比べものにならない破壊力です。現在はまだ前立腺がんへの投与が中心ですが、他のがんにも効果的かどうか研究の真っ最中なのです」(前出の米山氏)
そういえば、小林は「骨転移」を告白してから2時間後、同じブログに「気づいたこと」と題して、入院食の米飯が「小」にされていたことや、今後は「大」を希望すること、さらに「私の取り柄は食欲です。皆様、安心してください(*^.^*)」などを明るくつづっている。
この前向きさこそが、がん患者には最良の薬だ。
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