VW up! 一年目の感想  貧乏欧州小型車の極みw! | ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録

VW up! 一年目の感想  貧乏欧州小型車の極みw!

気がついてみたら、20年目になるOPEL CORSA B から乗り換えて1年たってしまいました。

UPのオートマ?にも馴染んできて、かなり軽快に走っておりますが、

ここで1年目の印象をメモしておこう。

 

基本的に、もともと豪華装備とは無縁なクルマだけど、更に、何も余分なモノがついてないという仕様にしたので、本当にシンプルで、20歳を迎えたOPEL CORSA Bのほうが、豪華に感じられるという実態。

 

例えば、助手席のパワーウインドウのスイッチは、運転席側に無い とか

後席のマドは、隙間は開けられるけど、開閉できない とか

内側ドアロックノブは無い とか

オートクルーズはオプション とか

どうせなら、パワーウインド辞めて、ぐるぐる回す手動回転式にして欲しかった。

サイドミラーは自動おりたたみ無し! とか

標準装備のカーステはCDとFMメインで、USB、ipodとかのインターフェース無しで

簡単に入れ替えられない仕組み!!!

このゴミみたいなオーディオは、サードパーティー製のフロントパネルに交換して

入れ替えることになります。 オーディオより交換用パネルの方が高いのですが・・


 

よくよく見ると、かなり大胆な設計で、

リアゲートは一枚ガラス!!! (ブラジル製は鉄板ゲートらしい)

フロンドフェンダーはプラスティック製

ブレーキペダルも、なんとプラスティック製!!!!!!!!!!

騒音防止のアンダーコート無し!!!!

 

所が、

ボディー後半はシームレス・レーザー溶接で強度大幅アップ!!!

エアバックは助手エアバッグとサイドエアバックの4バック構成!!!

衝突安全性は ユーロNCAP(欧州規格)では最高の五つ星!

横滑り防止装置は標準装備!

衝突安全ブレーキも標準装備!!

 

つまり、豪華装備にはお金をかけずに、

安全装備と軽量化による性能アップにお金をかけてる所は偉い!

貧乏クルマですが、安全には日本製の豪華小型車よりも力を入れてますね。

ちなみに、タイミングベルトの交換は20万キロというのもいいですね!

エンジンルームもシンプル かつ 隙間が多く、

補機類は上から手を入れて楽に交換出来る配置!

(この点、OPEL CORSA B は悪夢でした)



 

で、運転すると、思いのか軽快にかっ飛んで走り、

高速100km巡航も非常に楽で

ひとかた前のポロよりも最高速度が高いとか・・・

か跳んでると、昔に乗っていたmini1000を思い出しました。


 

このクルマの場合、一番の争点が 自動クラッチ式オートマ機構で、

国産車のスムースなオートマに慣れてしまったドライバーに取っては

鬼門そのもの。

 

オートマじゃなくて、

クルマの中の小人さんが、クラッチを踏んで、えんやこら とシフトレバーを

いじってる というイメージです。

なので、ドイツ生まれの小人さん と仲良く慣れる人は スムーズに走れる

のですが・・・・。

 

経験上、一番危ないのが、セカンドあたりで ゆっくり なだらかなスロープに入った状況で、

登ってる途中で、いきなり 小人さんが シフトダウンしようと、クラッチを踏むので

一瞬、パワーロスして駆動力抜けてしまった イヤーな感じになり、

その直後、ドスーンとクラッチな繋がるという 慣れてないと 相当怖い状態です。

 

どう回避するか?  早い話が、スロープ登る前に、マニュアルにして運転すれば

いいだけですけどねw

 

なので、up!のオートマチックは、ドイツ生まれの堅物の小人さんアシストが付いているマニュアル車

であるというのが本当の所で、それを知っていれば、小人パワーの恩恵を

受けられる事は間違いない!。

 

1年目の結論として、 

この 小人さんアシストのチキチキマシンは、チキチキ度が高く、いかにも機械仕掛の

自動車って感じがよく、2年目に突入させていただきます。

 

安全装備が日本製豪華小型車より優秀って所もいいよね!


 

豪華なインテリアとゴージャスな装備がお好きな方には 絶対お勧めできませんがw