アリソンとリリア再び やっぱメカをなんとかしてくれ | ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録

アリソンとリリア再び やっぱメカをなんとかしてくれ

土曜日、朝の目覚ましコーヒーをすすりながら、地上波で唯一料金を取る放送局のアニメ、

アリソンをまた見てしまった。


ストーリー的には、まあ、調子の良いときの、「不思議の海のナディア」程度には見れるので、

まとめてDVDて見てもいいかな・・と思うのだが、

ストーリーは別にして、登場メカのプロトタイプ判別 といいう、ちょっと曲った楽しみ方と

なってしまった。


このアニメ、まあ、地球じゃない、別の架空世界のお話で、文明的な背景は、


ガソリンエンジン出現、複葉機から金属単葉機への移行時期 という、


極めて僕らの地球的なモデルを下敷きにしていて、まあ、小説なら、カタチは勝手に


想像すればいいんだけど、アニメではメカのデザインが、極めて安易に 歴史的に存在したメカの


単純パクリに成り立っていえて、その点がこのアニメを極めて特徴的にしている。と以前書いたんだけど、


パクリでも、まあかまわないわけだけど、リアルなパクリなので、


ドルニエDOXとフォッケウルフのD型が同時に登場するなんて、がっくり するのだ。


その極端な例が、列車が、DD51牽引するところの北斗星というあたりで、客車を


見ると、現役時代のJRそのままじゃないの・・・  ここの機関車はDBの01あたりもいいんだが。


旧メカ好きのデザイナーが、意識的に、歴史的メカを上手にパクッテ、


プロトタイプ選びのセンスと表現で遊ぶ という方向もあって、必ずしも僕らの地球モデルの


引用はダメとも思わないけど、


まあ、このアニメに限っては、安易なプロトタイピングに見えるんだなー


考えるのめんどくさくって、引用ーって感じで、デザインする予算がないのかもしれないね。



そんな観点で見ると、アニメの ラスト・エクザイル に出てくヒコーキメカは、


独自のエネルギー、独自の推進方式、独自の形状デザインで、他の世界でイメージを

遊ぶ楽しさがあったし、


宮崎アニメの名作 風の谷のナウシカ でも、飛行機モデルは、まあ、古いイタリアの重爆撃機


のイメージをうまく下味で活かした、まあ、監督のメカセンスの良さオリジナルのメカである。


同じく、紅の豚 は、これは、アドリア海を舞台にした作品で、歴史的にはきわめて正確な


機体考証されていて、サボイヤあたりが出てくるところのセンスが抜群にいいわけだけど、


アリソンのアニメのメカデザインは、ちょっと安直で、架空世界でイメージを膨らませる


楽しみのを邪魔してるように思うんだよね。


まあ、こんな所を指摘するファンは少数派だとは思うけど、


デザインをお仕事としてるオイラは、イメージは視覚言語であり、メカデザインの視覚言語が、


歴史を知る視聴者には、メカがアニメのメセージとは別の固定されたメッセージを持ってしまって


いるところが問題なのだ という指摘もしておきたい。


そういう意味では、欧米輸出はけっこう現地で抵抗にあうかもね・・。


とはいえ、DVDを借りにいってしまいそうなオイラ(激爆