極小マクロから超超望遠 パワー・オブ・テン を地で行く
イームズがシアトル万博用に作成した映画 Power of Ten 10の階乗の世界 の映像は今でも新鮮で、発表されて以来、アチコチでパクられている永遠の名作だ。 イームズは一時、かなりの短編映画を作っていて、
昔、パイオニアからLDで出されて、現在、アチラに注文するとDVD BOXで買えるんだけど、DVDを全部みると、
BESTは LDに収録されてるようで、全部が名作なわけでなないですね。
極小の世界から宇宙の果て?まで、たかだか10のプラスマイナス1何乗ので収まってしまうんだという映像を1つのシーケンスで見せてしまうという傑作で 作られて数十年たってるので、極大と極小はさらに数段階発見されてるんだが、いずれにしても名作の誉れは高い。
http://jp.youtube.com/watch?v=BBsOeLcUARw
さて、いきなり、ここで下世話な仕事の話になるんだけど、
ある材料会社の依頼で、カタログ用に、織物の織と繊維の質感がでるような極小撮影を続けていて(このためにスペシャルなつぶしの利かないマクロレンズを1本調達したけど、他に使い道がない・・。ファインダーで、繊維を覗いていると、目がくらくらしてるんだけど、 ちょうど同じタイミングでとてつもない望遠撮影の実験の仕事もしなければいけなくなって、こっちは動画で、いろいろ試した挙句に、光学37倍ズーム・・・35mm換算2700mmというカメラをいじることになった。しかも光学37倍が特別設定で45倍になるという・・・。
http://jp.youtube.com/watch?v=rc-V_fyTppU&feature=related
これ望遠のすごさは犯罪ですね・・というアシスタントの声は別として、おいらとしては、まともな焦点距離のファインダーを覗きたいんだ(爆
同じ日に、この2つのファインダーを覗くと、なんだか自分の大脳がパワー オブ テン をしてる感じになって、
世界の果てまで行ってきた気になる。すくなくとも、お仕事の雰囲気ではない(爆
教訓
1, 極小マクロ撮影は、理科部屋の匂いがする・・・
2、超超望遠は、スパイというか、危ない匂いがする・・・
早く、この2700mm望遠で、夕方のランディング体制に入ったシコーキのドアップを取りに行きたいオイラだが、
いずれにしろ、アートな写真は35mmカメラの場合は、35mm-80mmの間に ブローニーサイズの場合は、
40mm-120mmの間 二眼レフでは75mm-80mmの間に存在するというオイラの信念が証明された出来事だった。
ああ、はやく普通の焦点距離に戻りたい・・・