雨の降る夜は・・貧乏おフランス車で高度ドライブテクニック錬成
ちっと、おフランス車話が続いて、アートしてないんだけど、梅雨シーズンになると思いだす、おいらのおフランス車エレジーを聞いとくれ。この前、シトロエンのオーナーと、この話ですんごく盛り上がったんだ。 嘘みたいだけど、本当の話。
このブログ、アートフルな女性の方にも読者がいるので (いっぱいいてほしいのだけどね)
この状況を説明しておこう。
もし、あなたの彼が、味わいがあるとかいいながら、古いクーラー無のビートルとか、ミニ とか、シトロエンとか、フィアットとか・・・ルノーとか・・プジョーに乗っているんだったら と仮定して読んでほしいねえ。
気持ちとしては、こんなボロ車より、中古のマーチの方が100万倍良いといいうのが本音だとしてもね。
ちなにみ、こういう、やさぐれた欧州小型車が好きだという女性は、今は絶滅してしまった、薄給のハウスマヌカン
くらいだろうなあ。
さて、ここからが本題
1950-60年代頃の 味わいある欧州小型車のボロ車で、
雨の 夜の 交差点の右折・左折 ほど、高度なドライブテクニックを要求されるものはないんだ という事である。
基本的に、1、充電量が頼りない発電機と 2、効率悪く、容量小さく、くたびれたバッテリー
と 3、どこから電気が漏れてもおかしくない、布か、紙被服の古いワイヤー。という3大問題が原因なのだが・・
交差点で、ヘッドライトつけて、ワイパー動かして、方向指示器入れると、方向指示器が カチカチ動かなくなる。
基本的に、電気がたりないのである。
ワイパー止めると、前が見えなくなる。
ヘッドライト止めると、前が見えなくなる。
曇り止めに入れたヒーター切ると一段と前がみえなくなる。
えー、どうすりゃいいんだよー!
当然、ブレーキを踏むのは問題外(ブレーキランプが点灯するので)
ラジオは切る
曇り止めのヒーターも切る
という上での話なんだ。
で、おいらが、ルノー・フロリドで実践した実際の高度な操縦テクは、
1、交差点が近付いたら、ヒーター・ラジオを切り、電気節約の用意。 会話はさりげなく続ける
2、停車したら、ハンドブレーキを入れる (ブレーキライト節約)
3、信号待ちの間は、ヘッドライトは消灯、ワイパー停止、方向指示器のみ点灯。
4、、曲がりたい方向の窓を開ける(曇ってみえないから)
4、信号が変わったら、前方確認のため、
素早く曇ったガラスを拭いて、ヘッドライト点灯し、ワイパーを一瞬動かして停止、ハンドブレーキ解放。
5、窓から安全確認しながら右折開始、交差点の真ん中まで来たら、方向指示器消灯(電気節約)
6、そののち、素早くワイパー動かす。(窓からの眺めでは運転不可になるので)
7、完全に曲り切ったら、何事もなかったように、窓を閉めて、ラジオを入れて、彼女との会話を続づける。
と、まあ、こんな具合だ。 で、その途中で、クラッチ踏んで、ギアシフトして(3段だけど、マニュアルだ)
という操作もしてるんだぜ。
体験した中で、最悪だったのは、上り坂の途中の交差点で、これは、もう曲芸だったね。
ポイントは、何事もなかったように、普通に、平然と、会話しながらこの操作をやってのけることで、
自己満足度は大変に高い行為なんだ。
でもさ、苦労のわりに報われないのよねー。
そりゃー、もて度からいうと、クーラー付の車にはかないませんわ・・・
というわけで、おフランス車職人は、次々脱落していくのであった。
参考写真は、古いルノー4CV
