思い出のルノー・フロリド 見かけ倒し車列伝 でも、うつくしいお姉さまには受けます
元いすずレディーの方とお話をしていて、その昔、117クーペにしばらく乗っていたことを思いだした。
イタルデザインのジウジャーロ先生のデザイン が「売り」 な自動車で、なかなか優美なスタイリングであったが、
心なし、トラックな部分を感じたりもしました(爆
いすゞ フローリアンという、地味な乗用車(これも、オリジナルは、イタルデザインだけど量産型になったら、違う車になってしまったね)の土台に、かっこいいボディーを乗せたもんだ。 まあ、かなり過激なデザイナーだったので、そこらへんにころがってるようなイモデザインの自動車を乗ることには、プライドが許さなかったんだ。(爆
さて、その前に乗っていたのは、ルノー・フロリド という、ピエトロ・フルアというデザイナーの手になる、 ルノーのスポーツカーもどきだった。これは、ルノー・ドフィーヌ・ゴルイディーニの土台に、かっこういいボディーを乗せたものだけど、アンダーパワーで、かっこさえ良きゃいいよ という類の車で、かなり最悪なんだ。
でもね、カッコは最高にお洒落なんですよ。 さすが、おフランスだ。
実は、これには、原型があって、ビートルの土台にカルマン・ギアが格好いいボディーをかぶせた、フォルクスワーゲン・カルマンギアのパクリ思想なんだよ。 フロリドの場合、土台はドフィーヌで、そのうえにスポーツカー風ボディーを乗っけてみたわけだ。
フロリドは、排気量をあげて、カラベルという名前ななったけど、ディティールのデザインはフロリドの方がよかったね。
フロリドの広報写真で、ブルーメタリックと思しいデタッチャブル・ハードトップのボディーで、パリコレ風ファッションの女性が脇に立っているのがあるんだけど、これはオイラの大好きなカットで、この車は、こういう都会的でシックなお姉さまのアクセサリーなわけだったんですね。
ワーゲンのカルマンギアには、続きがあって、空冷ビートルが水冷のゴルフになって、その地味な土台に、クーペボディーを乗せた シロッコというモデルあるけど、これもカルマンギア製で、格好はすごくいい。でも走りは鈍重でした・・・ お尻の造形はなかなかなものがあった。いたるデザインの顔にカルマンのお尻という雰囲気ではありますが。
さて、どれにも共通して言えることは、地味な土台に格好いいボディーを乗せて、その結果重量が増えて、動力性能とか、ハンドリングはダウンしていて、まさに、 みかけ倒しなんだよ という事だね。 117だって、1600のツインカムエンジンを載せたけど、同じエンジンのべレットの1600GTのほうが軽量でハンドリングは楽しかったのは言うまでもない。
フロリドにいたっては、見かけ倒しの性能と、やわやわなボディーで、耐久性は最悪。
カルマンギアも、かっこうはいいけど、ビートルのほうがすぐれるなとは思う。
この関係は カルマンギア・シロッコとゴルフと同じ(爆 歴史は繰り返すんだ!
さて、一番肝心なことを最後に書こう。
実は、おいらは、全部乗ったことがあったりして、 つまり、心底、イタリアンな優美スタイリング重視のデザイナーなわけで、見かけ倒しの優美なデザイン車路線に倒れていて、その点については筋金入りだと思う。(爆
なので、おいらの中味も怪しいのかも。
今、気になるのは、プジョー406クーペで、ピニン・ファリーナー工房のデザイン(本人はとっくに亡くなってしまってますが)。
最近では珍しい、優美なスタイリング路線。すんごく気になってるんだけどね、やはり見かけ倒しなんしょうか?
車も決めてはバディーの優雅な凸凹ざんす。




