ウルヴィーノのヴィナースは、ジョルジオーネへのリスペクト | ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録

ウルヴィーノのヴィナースは、ジョルジオーネへのリスペクト

寝る前に、西洋美術館からダウンロードさせていただいたウルヴィーノのヴィーナスの壁紙カレンダーを眺めていて、カレンダーはあとからフォトショップで消してあげようとかおおもいつつ、この決まりのポーズって、なんか見たことあるんだねーと気になって、思いだしてみたら、ジョルジオーネ(アルヴィ^-ノのヴィーナス描いた、ティッツアーノの先輩画家だよ。)の眠れるヴィーナスのポーズと同じだったんだ。 


眠れるヴィーナス
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ウルヴィーノのヴィーナス


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眠れるヴィーナスは未完で、あとからティッツアーノがかなり描き足して完成させたとか・・そもそも、ジョルジオーネっていなかったんじゃないの?とか、本当の所が結構わかってないんだが、宗教画と関係なく、堂々と横たわるヌードを描いた絵の元祖だな。


これは! ローマの女神様だったら、裸で描いてもいいよね・・。というルネッサンスの天真爛漫ないい加減さの勢いだ。実際のところ、このビーナスは、ギリシャの彫刻のような完璧な比率とかは意識してなくて、かなり 当時の 美人のおねえさんを裸にしてみました画という雰囲気を漂わせているけど、目を閉じているのポイントで、高名な美術評論家・・御育ちの良い貴族が趣味で研究していますというノリのケネス・クラーク氏によれば、眠れるヴィーナスは 蕾で、アルヴィーノのヴィーナスは、開花したヴィーナスと評したらしいけど、そんなことは、言われなくても、絵を見ればよくわかる。 


で、この絵がなければ、あの、咲き誇ってるウルビーノのヴィーナスの存在はないはずで、眠れるヴィーナスの絵のショックというのは相当大きかったんだろうねー。だって、その前まで、こんなポーズのヴィーナスなんていなかったんだからね。気に入った人は、絵をコピペして、貼ってあげてくださいね。


そうそう、何で。こんな外で寝ているかは不明です。モデルも不明です・・・